太宰治短編集 走れメロス・女生徒など

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

太宰治短編集 走れメロス・女生徒など

  • 著者名:太宰治/北澤平祐/安藤宏
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 世界文化社(雑誌/書籍)(2024/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784418248377

ファイル: /

内容説明

太宰の代表作が1冊で読める! 北澤平祐氏による描き下ろしイラストで読む、太宰治。・100年読み継がれている太宰治の代表作の短編8話を1冊に収録。・巻末に、太宰治の生涯や、各話の成り立ちを知ることができる解説(写真付き)を掲載。・装画や広告、パッケージなど国内外で大活躍の人気のイラストレーター・北澤平祐が描く世界。・本文の漢字はすべてふりがな付き。・小・中学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる1冊。人間誰もが持つ弱さ、それとともに生きていくことの大切さ、太宰治が作品を通して伝えたかったこと感じることができる1冊です。教科書にも収録されている「走れメロス」をはじめ、「女生徒」「黄金風景」など、太宰治の短編8話を収録した珠玉の名作集。巻末には各話の<解説>と<太宰治の世界>(写真付き)を掲載。漢字はすべてふりがな付き。子どもから大人まで、繰り返し太宰作品を楽しめる1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ALATA

52
100年読み継がれる名作第2弾。私の太宰治の初めての出逢いは小学校の学芸会「走れメロス」。友を助けに走るメロスを襲う山賊Iでした。当時は深く考えることもなく面白く演じたましたがこうやってあらためて読むと途中で何度も挫折しそうになる心の葛藤が描かれて味わい深い。女子学生の一人語り「女生徒」、淡々と日常が綴られ何か起こるかと不安になるもそこは太宰さん魅力的に書かれています★5※「雪の世の話」「失敗園」「心の王者」など初読みの短編、年表、解説もあり若くして亡くなった太宰治の優しさが感じられた。2025/12/24

かな

33
恥ずかしながら太宰作品初読み。この本は児童書なのでルビもふってあるし、難しい表現や現在ではあまり使われないような言葉の解説が下段に乗っていて非常に解り易い太宰初心者でもとっつきやすい本でした。短編集が8編、読むまでは太宰と聞くと固いイメージだったのですがかなり砕けた表現で、ジャンルも様々。全体的に思ったのは言葉遣いなどは約80年前なので仕方ないが表現方法は普通に面白く読みやすく、それと創造性というよりは自分の経験を面白可笑しく創作した感じを受けました。短編なので長編はまた違った感じなのかもしれませんが。2025/02/26

あじ

24
北澤平祐さんのイラストに誘われ、まとめて読む気になった太宰を。お馴染みの「走れメロス」「女生徒」など八篇を収録した児童書仕様。ルビと注釈(本編の真下にあるので巻末までめくらなくてもいい)が大人にも親切で優しい。没入できる。初めて読んだ【畜犬談】がお気に入りの仲間入り。汚い犬が愛されるまでの機微が痛く痒く太宰だ。2025/02/22

中嶋YN

5
走れメロス、雪の夜の話、猿ヶ島、失敗園、女生徒、畜犬談、黄金風景、心の王者の短編8作品。走れメロスしか読んだことがなかったので、植物や動物を擬人化したもの(猿ヶ島、失敗園)や、繊細な少女の独白録(女生徒)など太宰治の守備範囲の広さに驚いた。(※青空文庫にて個別に読了)2024/12/19

モウ

4
児童書のコーナーで発見。「団地のふたり」の絵だ!と手に取る。可愛い絵柄と太宰が結びつかず、でも読んでいると馴染むのが不思議。字が大きく、ルビが振ってあり、注釈も親切でとても読みやすかった。太宰は人間失格くらいしか読んだことがない。走れメロスのあらすじは知っていたがちゃんと読んだのは初めて。失敗園が好きだなぁ。もっと読んでいたいと思った。一編一編がとても短くてあっという間。他にもシリーズがあるようなので読んでみたい。名作と呼ばれるものはあらすじは知っていても読んだことはないものばかり。児童書で読むのもいい。2025/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22298592
  • ご注意事項

最近チェックした商品