双葉文庫<br> 後宮の花は偽りを貫く

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双葉文庫
後宮の花は偽りを貫く

  • 著者名:天城智尋【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 双葉社(2024/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575528039

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内容説明

千秋に連れられ凌国に入った蓮珠だが、何故か不法入国者として囚われの身に! 現在凌国は後継者問題に揺れており、王太子妃(翠玉)の姉である蓮珠はどうやら巻き込まれてしまったらしい。凌王の計らいにより牢から解放され翔央たちと合流できたものの、いつも通り蓮珠の元には更なる厄介事が舞い込み、凌国内および隣国・華国の後継者問題を解決するよう凌王に命じられてしまう。未だ叡明の影を追う翔央にもこの問題は重くのしかかり……。大人気中華ファンタジー、それぞれの覚悟を問う第十二巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はなりん

20
シリーズ12巻。凌国へ連れ去られた蓮珠と追いかけてきた翔央達相国一行。凌国の王太子妃となった翠玉も盤石な地位ではなく、凌国の王も中々曲者で、自由に動けず、出国もできない相国一行。そんな中、隣国の華国が王不在で荒れている様で、華国の玉座を埋める為、相国一行は華国行きを凌国王から提案される。華国王家の血筋の翔央や翠玉、唯一生き残っている公主、誰も華国の玉座につけたくない中、どうするの?ってハラハラしましたが、総力戦でいい形に落ち着きました。翔央が王の器を発揮してきましたね。次巻は大陸中央編の模様。2025/02/15

よっち

19
威国を出発し、やっとの思いで凌国に到着した相国一行。しかし蓮珠だけが不法入国者として囚われの身になってしまう第12弾。直々に入国面談に訪れた凌王によって明かされる、現在凌国が後継者問題で揺れている状況を解決するために、王太子妃・翠玉の姉・蓮珠が目をつけられたという事情。指摘される蓮珠の巻き込まれ体質には苦笑いでしたけど、一方でその問題解決能力も評価されているところがポイントで、思いもしない斜め上の方法で解決しましたね。相国皇帝を禅譲する予定で大陸中央へ向かう翔央と蓮珠でしたけど、問題解決するといいですね。2025/01/06

きょん

10
凌国へ拉致され、無事翔央たちと合流できたのも束の間、華国の新王選定騒動を解決する破目になる蓮珠達。一官吏だったはずが、僅かな時間とはいえ華国王即位までするとは波乱万丈すぎる。次は中央との交渉と相国の禅譲がどうなるか?2024/12/06

イカまりこ

7
威国から連れ出されたと思ったら、凌国華国と足を運び、全然楽しくない大陸一周だな。凌王の企みが最強で、今まで目立ってなかった凌国がものすごい強国だったと気づいた。王の自覚が必要な人にいろんな人がいろんな角度で教え実感させていく旅でもあった。華国の王選びでは蓮珠の発想にびっくり。今までの伏線が効いてるな~。しかし人物紹介はもっと詳しく書いてほしい!密かに叡明生存を信じてる私。手紙で明かされるのではと思ったが、無し。ここで明かされないと腹立ってくるし、本当に死んでるの?好きなキャラではないけど勿体ないんだよ…2025/08/10

you

7
シリーズ12冊目。攫われたあとの凌国と華国再建の話。若干飽きがまえして続きを読むかどうか悩んでいた時期もあったが、前巻くらいから話がスピードアップし、みんなの活躍もみられて、盛り返した感があった。普通におもしろかった。この感じなら最後までついていけそうな…。翔央と蓮珠の行先を見届けたい。2024/12/04

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