双葉文庫<br> 後宮の花は偽りに惑う

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双葉文庫
後宮の花は偽りに惑う

  • 著者名:天城智尋【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2021/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575524420

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内容説明

皇帝夫婦が再び行方不明に!?
相国東部で山岳部に住む部族が武装蜂起を起こしたという一報が、皇帝夫婦身替わり中の翔央と蓮珠の元に届く。しかも、部族に囚われた民の中に、学者の振りをして当地を視察していた本物の夫婦と思われる二人が含まれているという。法外な身代金要求とともに朝廷に届いた人質の私物は、たしかに皇帝・叡明の私物だった。内心の動揺を隠しながら叡明夫婦の救出案を探る蓮珠たちだが、そんななか玉座を簒奪しようとして追放された長兄・英芳が戻ってくる。大人気中華後宮ファンタジー、運命が残酷な牙をむく衝撃の第五巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

45
相国東部で山岳部に住む部族が起こした武装蜂起。その部族に囚われた民の中に当地を視察していた本物の皇帝夫妻と思われる二人が含まれているとの一報が、皇帝夫婦の身替わり中の翔央と蓮珠の元に届く第五弾。皇帝夫妻の安否が気になる中で提示された人質に対する法外な身代金、なかなか対応が決まらない中で乗り込んできた追放されたはずの長兄・英芳。なかなか事態の全貌が見えにくい状況でしたけど、局面の打開に蓮珠の引きの強さが効いてましたね。それにしても思ってもみなかった展開に繋がりそうで、ここからどうなるのか気になるところです。2021/04/03

ゆきちん

32
シリーズ第5弾。武装勢力に囚われたお忍びの皇帝夫婦。身代わりの翔央と蓮珠のもとに法外な身代金の要求が。対応が決められないまま紛糾しているとき、かつて謀反で追放されたはずの兄が帰ってきて口を出すように。ラストの思っても見ない展開に愕然。エエェェ(゜Д゜;)どうなっちゃうのー!このシリーズ、気持ちよく終わるよねぇ?翠玉の秘密も今回は何も進まず。次巻を待ちます。2021/04/28

はなりん

31
前巻が皇帝、皇妃が行方不明に…て所で終わったので、またまた身代わりを務める翔央と蓮珠。山岳地帯で不穏な動きがある中、追放されてた兄皇子が都に現れ引っ掻き回す。そして、最後はえっそうなる⁉️っていいう展開に。うーん、なんだかなぁ。蓮珠を翔央の相手として認めてなかった事とか、どうするんだろう?展開が読めない。 2021/05/23

陸抗

25
相国東部で武装蜂起したと知らせを受け、皇帝夫婦が人質になった可能性が。むしろ、身代わりの二人が行った方が良かったんじゃないかしら、と突っ込みたかった。事情を知る関係者は、胃が痛いだろうなぁ。蓮珠なんか、身代わり慣れてきてるし。皇帝が人質になってる事は伏せられていても下手な手を打てば戦争にまで発展する状況下で、翔央が皇帝としてどんな手段を取るか。そして、追放されたはずの英芳がやたらと政治に絡みたがる理由。黒幕は、そうじゃないといいなと思ってた人だった。最期まで、翻弄され続けた人だったな…。2023/06/10

assam2005

22
双子の兄弟、兄は皇帝、弟は影武者。国の内情を自ら調査する兄の代わりに弟が皇帝の顔となる。ちょっとした悪戯のような気分で読んでいたのが、今回の5巻目にして一変する。もう戻れない現実に、読んでいるこちら側も余裕がなくなった。自分が自分であることは自分で思っている以上に自由なのかもしれない。一生自分以外の何者かにならなくてはならないというのは、幸せでもあるのだろうか。今回はキュンとすることなく、別の意味でドキッとする展開で、少々重かった。2021/04/29

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