双葉文庫<br> 後宮の花は偽りでいざなう

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双葉文庫
後宮の花は偽りでいざなう

  • 著者名:天城智尋【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 双葉社(2022/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575525878

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内容説明

相国、存亡の危機!! 中央地域で繰り広げられる覇権争い。その火の粉は遂に相国に降りかかり争いを制したとされる龍義軍の特使団が「相国を明け渡せ」と栄秋に乗り込んで来た! 武力に頼らない官僚主義の相国側が圧倒的に不利――かに思えたが双子の皇帝はいつもの調子を崩さず、策ありといった余裕の笑みを浮かべる。一方、後宮では「龍義の魔の手が妃嬪たちにも伸びるかもしれない」という噂が立ち、みな戦々恐々としていた。後宮を守るため、蓮珠は大きな賭けに出る――思考巡らす、大人気中華後宮ファンタジー、第八巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
中央地域で繰り広げられる覇権争い。その争いを制したとされる龍義軍の特使団が「相国を明け渡せ」と乗り込んでくる第八弾。相手の事情も掴みきれず、武力に頼らない官僚主義の相国側が圧倒的に不利な状況で、その魔の手が妃嬪たちにも伸びるかもしれないという不穏な噂。中央の状況や事実関係を探りつつ、戦わずして相国を守り抜く方策を模索する蓮珠たちでしたけど、ギリギリな駆け引きを繰り広げた末にだいぶ思い切った手を打ちましたね。とはいえまだもう一波乱ありそうで、この局面をいかに乗り切るのか、二人の関係がどうなるのか続巻に期待。2022/09/27

陸抗

28
中央地域の覇権争いに巻き込まれそうになる相国。如何に国に被害を出さずに守りきるか、そして後宮の妃達を龍義の元へ行かせないか、が今回の目的だった。「戦をするのは下の策」と、皇帝もきちんと理解していたっぽい。翔央の自身の首を差し出す覚悟は、それはいらないから。しまっといて。蓮珠の身代わり皇后としての仕事ぷり、一部でも周りの人達は認めているんだから、それが今後上手く作用しないかと願うばかり。しかし、落ち着いたと思ったらまだ懲りない人が動き出すとか。2023/07/03

はなりん

18
えっ?そういう解決?なんかスッキリしない。確かに身代わりからは解放されそうだけど。そして最後にまた次の難題が…。もう一波乱起こりそう。この国で幸せになる未来があるのかしら?2022/09/23

きょん

15
かねてから懸念されていた大陸中央の覇権争いが相国に影響を及ぼし始める。覇権争い中の龍義軍の特使団が国を譲り、皇妃を差し出し、郭一族の断絶を求めてやってくる。あまりにも無礼で一方的な彼らをいなしつつ策を練る相国側の対応がなんとも歯がゆい。結局武力に劣る国は蹂躙を免れないという事なのかと現在のウクライナにも思いを馳せてしまった。2022/07/28

tomtom

14
あっけなく終わってしまうのかと思ったらまた事件で続くみたいで嬉しい。しょうがないのかもしれないけど、今までより蓮珠の活躍が少ないのが寂しい。どんな地形なのとか難しくなってきたので地図もあるといいな。2023/04/11

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