双葉文庫<br> 後宮の花は偽りを紡ぐ

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双葉文庫
後宮の花は偽りを紡ぐ

  • 著者名:天城智尋【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2021/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575524840

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内容説明

皇帝である叡明が片目を失ったため、偽りの皇帝夫婦としての人生を歩まざるを得なくなった翔央と蓮珠。しかし、仕事を続ける女性の少ないなか、何年も官吏として誇りをもって働いてきた蓮珠と彼女を取り巻く人々の胸中は複雑だった。そんな折、墓参りの季節に合わせて、威国に嫁いだ翔央たちの姉・蒼妃が相国に帰国することに。亡き人を悼みたい周囲の気持ちにこたえるため尽力する蓮珠だが、またしても思わぬトラブルが舞い込んで……!? 大人気中華後宮ファンタジー、知られざる人物たちの「偽りに隠された想い」が溢れる第六巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
皇帝である叡明が片目を失ったため、偽りの皇帝夫婦としての人生を歩まざるを得なくなった翔央と蓮珠。何年も官吏として誇りをもって働いてきた胸中は複雑な蓮珠が、またしても次々とトラブルに巻き込まれてゆく第六弾。墓参りの時期に合わせ相国に帰国した翔央たちの威国に嫁いだ姉・蒼妃、身代わりの皇后として工部から行部に持ち込まれた贋金、滞る衣の手配や壊れた貴人用の車といった次々と起きる問題を解決してゆく蓮珠。容易には解決しそうにもないまだまだ根が深そうな問題のようですけど、前向きな彼らならいつか乗り越えてくれそうですね。2021/09/21

ゆきちん

29
シリーズ第6弾。本物の皇帝の叡明が片目を失ったため、身代わりというより入れ替わりで皇帝・皇后を務める翔央と蓮珠。連作短編のように次々事件がおこって片っ端から解決していく蓮珠。ラスト置き手紙を残して城を去る翔央と蓮珠に…最終巻か?と思ったけどいやいや。まだ伏線が残ってるし、駆け落ちオチじゃな。翠玉の秘密は今回も何も進まず。次巻を待ちます。2021/09/28

陸抗

24
贋金が見つかったのを機に、皇族の墓参りの妨害が何度も起きる。そして、威国に嫁いだ蒼妃が帰国し、兄弟ゲンカも勃発。異国の地で何も知らされず、突然事実だけ知らされたら荒れるよね…。なんとかトラブルを回避する案を出す、蓮珠自身を気に入る人達も増えて来たね。その味方が、蓮珠と翔央を結ぶ手助けをしてくれそうな気がする。このまま身代わりをずっと続けれるかどうかも怪しいし。2023/06/16

きょん

23
身代わり皇帝と皇后が常態化してしまった感じ。祖先や皇妃たちの墓参りである晴明節に次々妨害が加わるのを蓮珠が経験と発想で乗り切っていくのは爽快。贋金問題も解決して、老害を一つ取り除けた様だけど、入れ替わりに気づく人たちが増えていくのが心配だなあ。2021/08/11

はなりん

22
皇帝と皇后の身代わりをずっと続ける事になった翔央と蓮珠。威国に嫁いでる姉公主が旦那と里帰りしてくる事に。威国から造船技術を取引することからの政争と贋金問題が勃発。官吏の力を発揮して蓮珠が皇后の身代わりをしつつ、問題を解決していく。蓮珠が翔央の妻になる事に難色を示していた皇帝と皇后はそんな事なかったように頼ってるけど?2021/08/22

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