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内容説明
神より強い人間を、殺す。
神の居場所が危険区域となっている東京。時永による決死の「取引」により、無事帰還を果たした少女・和花だったが、故郷へ戻ることを命じられてしまう。せめてその前に、と、念願だった時永とのデートを実現させたものの、和花の中のアルラが顕現。時永はアルラに対し、自身の本性について告白を……？
神に背く「敵」は誰だ？ 江野朱美による渾身作、第7巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
47
表紙の棺に眠るような女性は谷古宇(ヤコウ)さんか。この物語で、今一番気になる登場人物かもしれない。さて、時永の駆け引きにより、和花は無事生還した。だが時永の払った対価は大きい。力を使えば身体が浸食されていくのね。和花の希望による時永とのデートも平穏に進む訳もなく・・・和花の中のアルラが顕現、アルラと時永は新たな取引を結ぶ事に。いつしか人間に寄ってくる神々、人間から離れていきそうな時永。そして人間とは思えない陰惨な過去を持つ谷古宇。2024/06/20
フロム
6
神の否定に時間の不可逆性がある。罪と罰、世界と人間の不完全性、悪の存在これら全ては時間を逆行しやり直す事によって解決される。一神教を悩ませる大きな問題、勿論答えはない。 では仮に超越的な存在があるとして万能ではないが現実を改変できる程度の奇跡を起こせる存在。確かに生き物として定義づけると神が一番近いかも。 そして神に対抗する手段として時間の遡行と言う鬼札を与えられた人間。物語の構成としてホントよく考えてると思う。次の巻も楽しみ。2024/07/10
うぃ
1
１．５ 話が進んでるのか停滞しているのかもよくわかんない。2024/10/11
雪猫
0
電書 ★★★★★ 2025/03/05
かな(^^)よ
0
☆4.02025/01/10
