マンガワンコミックス アフターゴッド（１）

著者名：江野朱美【著】

小学館（2021/12発売）

• ISBN：9784098508341

内容説明

神を殺れ。

神の居場所が「危険区域」となっている東京で、
厳重に閉じられた柵の向こうを覗いていた少女・和花。
友達に会うため佐賀から上京してきたという和花は、
警戒にあたっていた研究員・時永と出会う。
そしてこの出会いは、世界の運命を変えることになる……！

『亜獣譚』の江野スミあらため江野朱美、渾身の問題作第1巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

“神”と目が合った者は動けなくなり、吐息を浴びた者は水に還元される・・・神と認識される巨大生命体が確認されて３０年後の世界。北日本に集まった六体の神。神への 軍事攻撃は無効化され、日本は経済的にも破綻しかけている。そんな中、和花は親友を追ってやって来た高校生。親友の死を知り、神への復讐を誓うが、神への耐性を持つ和花を巡り、戦いが始まる。近代兵器を無力化された人間側の思考がヤバい。グロテスク。擬似的な神を科学ばかりか呪術的なテクノロジーを駆使して生み出すとか。普通の妊婦さんに見える代里子さんが一番怖い。

2022/07/24

[ニッポニア]

何か複雑な設定だけど、読ませる仕掛けが多々。もう少し追っておけば発展するかもしれない。神と目が合うと取り込まれる、そんな風になった人がこの世には多々あるんだろうか、なんて。

2025/03/02

[山口透析鉄]

これもBookLiveの試し読みで。 神、と呼ばれる何か(巨大生命体？)に東日本が乗っ取られた世界でのたたかいなのですが、正直ちょっと分かりにくくて、マンガワンで再読した方が良さそうです。無論つまらなくはないんですが……

2023/09/27

[陸抗]

Twitterで１話試し読みして、続きが気になり購入。神が具現化した世界で日本は半分神に領土を奪われ、敬うのか滅ぼすのか人々が戸惑う中、神と同じ力を持つ少女、和花が現れる。対神兵器を作る研究所の面々の濃さの中、和花を助けた時永が常識人で癒される。ただ、最初からずっと外さない眼帯に何か秘密がありそうで、ただの親切な人で終わらなさそうな雰囲気もある。

2021/12/15

[ゆりこ]

「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」をpixivでずっと読んでいて、すごい作家さんだとリスペクトしていました。アフターゴッドもどうしても読みたくて、10巻まで一気読みしました。まだ謎が多い1巻。アクションも多いけど、これからストーリーが動いていくのかな。

2025/11/23