内容説明
筑前朝倉藩大名行列襲撃さる。藩主の長章（ながあきら）は重傷を負った上、信平（のぶひら）を襲った曲者は朝倉藩との縁を匂わせる。だが信平は裏に宿敵・神宮路（じんぐうじ）の陰謀を感じ、長章に面会を申し出るが‥‥‥。進む二条城の襲撃計画、信平を絡め取る陰謀に秘剣・鳳凰の舞が煌めく。実在した傑人を描く大人気時代小説、ことはじめ編完結！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
14
裏表紙に完結とあったのですが、話としては第一章が終わった印象です。これは…更に続くのかな？ 信平の活躍をもって神宮路の企てか水泡に帰した物の…安全圏に移した筈の妻子があっさりと狙われるというのは如何なものなのやらと感じてしまいました。にしても、太平の世と思われていたこの時代に幕府転覆を願う者もいるとは…。2025/05/13
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