小学館文庫キャラブン!<br> 王と后 (四) 故郷の昏い真実

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫キャラブン!
王と后 (四) 故郷の昏い真実

  • 著者名:深山くのえ【著】/笹原亜美【イラスト】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 特価 ¥485(本体¥441)
  • 小学館(2023/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094073034

ファイル: /

内容説明

天羽一族が隠すおぞましい秘密とは!?

 後宮女官の和可久沙が、王殺害未遂の嫌疑で捕縛された。だが和可久沙は利用されただけであり、そこにはかつての王、三実の謀略が隠されていた。淡雪が后になった当初から淡雪を敵視し、冷たい態度をとり続けていた和可久沙だったが、淡雪は和可久沙を守るために奔走。天眼天耳の力を使って三実の真意を探ろうとする。
 そんな中、同じ天羽の一族で、ずっと行方知れずになっていた本家の娘が、理古と名前を変えて都で暮らしていることを淡雪は知る。理古の辛い過去に心を痛めていた淡雪は、現在の姿に安堵。その話を聞いた鳴矢は身分を隠して理古に会いにいくが、理古は鳴矢に気になる言葉を告げた。やがて淡雪は、天羽の里に隠された恐ろしい秘密を知ることに!?
 七十年前に起きた天羽家の離反の真相。かつての王たちによる策謀。そして古来より千和の国を守ってきた『術』にかかわる真実。数々の謎を巡り、鳴矢たちは真相を探り始めるが……。
 神話に由来する八家と禁断の恋。和風王宮ファンタジー第四弾登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るぴん

33
シリーズ4作目。70年前の天羽家離反の理由が明らかに。他家に裏切られての離反?との予想が違ってたどころか、むしろ天羽家の長老達の考えが危なかったとは…😨女達が里に戻りたくないのも頷ける。淡雪を守るためにも、中継ぎの王ではなく真の王となることを決意した鳴矢。彼の父の死にもどうやら天羽家が関係してるようだし、ますますきな臭くなってきた。ハラハラはするけれど、淡雪と鳴矢のいちゃいちゃに癒されて毎回安心して読めるのがいい。2023/11/10

よっち

33
同じ天羽の一族でずっと行方知れずになっていた本家の娘が、理古と名前を変えて都で暮らしていることを知った淡雪。話を聞いた鳴矢が身分を隠して理古に会いにいくが、理古は鳴矢に気になる言葉を告げる第四弾。鳴矢に気になる言葉を告げた理古。そして明らかになってゆく七十年前に起きた天羽家の離反の真相。かつての王たちによる策謀。そして古来より千和の国を守ってきた『術』にかかわる真実。それを知ったことで淡雪と鳴矢の覚悟も定まりましたけど、これからも共に歩むために何ができるかですね。番外編のエピソードもなかなか良かったです。2023/10/06

はなりん

18
天羽本家の娘がもう1人王都に居る事が分かり、天羽家が王都から離れた理由、天羽の里の秘密などが明らかに。鳴矢と淡雪は更に距離が縮まり、ずっと一緒に居られるよう、王位を継続できるよう画策を真剣に始める。また、鳴矢の父が残した思念から、当時何が起こったかが分かり、全てが段々繋がってきた感じ。まだまだわからない事もあり、繁三実が何を考えどう動くのか不気味なまま。淡雪と鳴矢には幸せな結末を迎えて欲しい。2023/11/12

てみさま

13
ここで新たに天羽の里から逃れてきた女性が登場し、なぜ天羽家が都を去ったのか、里に帰った后たちがどうなるのかが語られる。←おかげでと言ったらアレなんだけど鳴矢と淡雪は夫婦だもんね。知ってしまった18歳の若者はとまれないよ(笑)策士な希景の話にニンマリだ。そして、鳴矢の実父の死の真相に三実王の企みが絡んでいる気がする。2023/11/29

9
大好きなシリーズ第四弾。今回も楽しませていただきました。そのうえ、番外編がまた良かった。気になってたところを書ききっていただいてありがとうございます。本編の方は話がどんどん進み、謎が明かされ始め、今後どうなるか益々期待が上がります。次巻も早く読みたいし、コミカライズも読みたい‼️2023/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21579865
  • ご注意事項