小学館文庫キャラブン!<br> 王と后 (六) 月が明かすもの

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小学館文庫キャラブン!
王と后 (六) 月が明かすもの

  • ISBN:9784094074628

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内容説明

百年前の神の声の謎が明らかに!?

 毎年七月に当代の王が主催する月見の宴。歴代の王を招き、飲食をふるまうこの催しの準備のため、最近の鳴矢はとても忙しい。数々の黒い噂と死の影がつきまとう第六十五代の王・繁三実と鳴矢が対面することを心配する淡雪だったが、これまで三実は宴に参加したことがないと聞き、ひとまず安堵する。
 しかし宴の直前、三実が招待を受けるという知らせが届く。慌てる鳴矢たちだが、淡雪はある人物に助言をもらうことを思いつく。
 迎えた当日、三実は予告もなく、次代の王とされる銀天麿を連れてやってきた。銀天麿と直接顔を合わせることになった鳴矢の様子を、淡雪は天眼天耳の力で見守ることに。
 表面上は和やかに進む月見の宴。だが、その裏では恐ろしい計画が実行されようとしていた。鳴矢の危機を察知した淡雪は、驚くべき行動に出るが……!?
 百年前に祝の長が聞いたという神の声について調べを進める鳴矢と淡雪。ふたりが目の当たりにする恐ろしい事実とは。八家に隠された謎を描く、王宮ファンタジー第六弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
毎年七月に当代の王が主催する月見の宴。歴代の王を招き、飲食をふるまうこの催しで百年前の神の声の謎が明らかになる第6弾。これまで宴に参加することがなかった、数々の黒い噂と死の影がつきまとう第六十五代の王・繁三実が直前に参加することになり、慌てる鳴矢たちへある人物から助言をもらうことを思いつく淡雪。彼女も密かに見守る中で、予告もなく次代の王とされる銀天麿を連れてやってきた三実が企んでいた恐るべき計画と、思いもよらぬその結末には驚かされました…いやこれはもうどうなってしまうのか、今後の展開が気になるところです。2025/07/07

mariann

17
何てところで終わるの!一番最悪な展開じゃないか。天羽か都を去った理由はここに関連するのか?プロローグもそうだし、次巻が早く読みたい、2025/08/02

はなりん

11
シリーズ6巻。なんとも言えない読後感。鳴矢が開いた歴代王を招いての月見の宴。目の力で様子を見ていた淡雪は、鳴矢が刺客に狙われている事に気づき、鳴矢を助ける為、目の力の事を周りの仕えてくれている人達に明かす。嫌がられると思っていた淡雪だけど、信頼関係が深まり良い結果に。そしてこれまで不気味だった三実が遂に動いた。宴に参加表明した時から嫌な予感が付き纏い、刺された後の動きがどんどん不穏になっていき、ラスト恐れていた展開に。淡雪は三実の潜伏している館の様子は目の力で見れなかったのかしら?2025/08/17

6
大好きなシリーズ、第六弾。「戦慄の宴」からハラハラ、ドキドキどうなる!?と思い、事が起きれば周りの人達の優しさにジーンときて、最後にとんでもない事が起きて今後どうなるの!?って所で終わり。読み応えありました。次が気になってしょうがないので早く次巻出してください。でも、鳴矢と淡雪の周りには味方が多いのでこの先も安心して読めるな。繁家に天羽家と問題は山積みなので、まだまだ続いてくれますよね。2025/06/19

ちこ

1
★★★★☆2025/06/20

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