講談社タイガ<br> 迷塚 警視庁異能処理班ミカヅチ

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講談社タイガ
迷塚 警視庁異能処理班ミカヅチ

  • 著者名:内藤了【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2023/10発売)
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  • ISBN:9784065331415

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内容説明

おたのみします
おたのみします

異常不審火が連続発生。
手がかりは、顔の見えない遊女。
ミカヅチ班、立つ。

続々重版シリーズ最新作!

☆☆☆

顔なき女は燃やす。人を家を男を。その悪意、出処知らず。
霊視の青年・安田怜は悩んでいた。
怪異事件を隠蔽する警察・異能処理班刑事の極意を待つ過酷な運命。
それを防ぐため、夏休みを使って安田はひとりで捜査を開始する。

呪い殺されたかのような不審火が頻発するなか、
安田は隠蔽でも解決でもない第三の道へたどり着く。
チームの絆深まる警察×怪異ミステリー第四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
このシリーズも4作目ですが飽きないで楽しく読んでいます。今回も二つの話があり、夏休みで主人公が長野に出かけていきます。かなり危機に陥りますが最後は、このセクションのみんなの力で解決します。また、「赤バッジ」といわれる連絡役の刑事の家族がらみの話がありそこに主人公も絡んでいきます。主人公の自立意識がかなり高まってきます。2025/07/26

タイ子

103
シリーズ第4弾。今作は安田怜の優しさに泣けた。ミカヅチ班に協力する刑事・極意が妹の為に悪魔と契約した運命を変えようと、班のメンバーが反対する中で怜が1人で立ち向かおうとする。まず足を運んだ長野で遭遇する運命に翻弄された彷徨う亡くなった人たち。そんな人たちをあの世に送り届けようと我が身を楯にする怜の姿がいじらしい。長野のBARのママさんたちの人生を無駄に生きてない姿も清々しくてリアル感満載でいい。ホラーなのに人間味が出ててますます面白くなるシリーズ。地獄の犬との対決がどうなるか次も大いに楽しみである。2023/10/29

はにこ

102
今まであまり覇気を感じなかった怜だったけど、赤バッチを救おうと頑張る。それにつられてミカヅチ班の皆も団結していく。何だかんだ言いながら、みんな良い奴なんだよな。赤バッチと妹は無事救われるのか。今後も目が離せない。2023/12/17

Kazuko Ohta

89
よろず建物因縁帳→藤堂比奈子→けっぺーちゃんと、次々シリーズにハマってはロスに陥るというパターンを繰り返してきました。隙間をしのいだフロイトもまぁまぁだったけど、イマイチだと思った微生物研究室は1冊で飛び、同様に最初はイマイチに思えた憑依作家は今はそれなり。そして現時点で大本命となり得るのは鳴瀬清花かこのミカヅチシリーズ。掴みの女性描写は夏に震えて読みたかったほどでしたが、以降は事件そのものよりも各者の背景が綴られて、三婆ズの出会いにも驚かされました。よろず建物の小林教授の登場が嬉しすぎる。もっと絡んで。2023/10/28

眠る山猫屋

80
悪魔の呪縛に立ち向かうため、仲間である極意さんを見捨てないため、安田怜が決意を固める巻。孤立無援(と思い込んだまま)な彼が向かうのは善光寺。そこで出会ったのは・・・まさかのクロスオーバー。安田くんにヒントをくれた“あの人”はお変わりなく・・・独特の語り口が懐かしい。そして善光寺周辺の歴史、遊郭の光と影のコントラストが刺さる。後半は武蔵新田の禁足地から幽世へ。ちょっと地理的紹介が薄かったのは残念、生まれ故郷なので。今はどう変わったのかなぁ・・・。そして物語はミカヅチの面々の結束を堅くして次巻へ。2023/10/17

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