講談社タイガ<br> 青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ

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講談社タイガ
青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ

  • 著者名:内藤了【著】
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  • 特価 ¥523(本体¥476)
  • 講談社(2024/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065373408

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内容説明

警視庁の仲間を守りたい。

全身穴だらけの死体が上野で発見。原因不明。
安田怜の願いに立ちふさがるは、蒼ざめた馬の騎士。

異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第六弾!

ーーー
上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。
霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、
冷徹な異能処理班を変えつつあった。
だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。

穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。
手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。
だが、この怪異には、動機が存在しなかった――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

120
シリーズ6作目も長編で楽しめました。よくまあ悪魔のことなどをよく調べ上げてくれています。このメンバーの中でも若い主人公が存在感を発揮し始めています。今回は前作に引き続いて外国の悪の権化のような人物(黙示録の四騎士の感じで登場)が悪魔の手先になって上野の博物館で開かれている欧州中世の拷問器具に絡んで殺人事件が発生します。2025/07/31

タイ子

113
シリーズ第6弾。ミカヅチ始まって以来の悪霊退治かも。連続殺人が起こり捜査一課からもたらされる情報から異界のものの仕業と推理。怪異事件を人間の仕業とする任務を負うミカヅチ班の面々はとてつもない悪霊と闘うことに。国立西洋美術館で開催されている「拷問処刑道具展」で殺人に使用され、それを使う蒼い馬に乗る騎士。新約聖書との絡みもあったりでなかなか面白い。何せ拷問処刑道具がズラリと並ぶ展示会場を想像するだけで身の毛もよだちそう。ミカヅチ班と三婆ズの合わせ技が光る。団結力も一層深まる中、赤バッジの今後が気になるラスト。2024/11/01

はにこ

99
益々結束が強くなってきたミカヅチ。三婆ズも相変わらず頼もしい。残虐的な殺人で殺された霊をうまく導くことができたね。総力戦でお見事だった。でも、少女の姿をした大ボスみたいなのが出てきたぞ。怜がうまく対峙できるかな。赤バッジが悪魔から解放される日がくるのかな。それより取り殺されてしまいそうで不安。。2024/11/13

眠る山猫屋

79
異能処理班ミカヅチがオカルト案件の隠蔽ではなく、ついに対処に動き出す。今回の懸案は、黙示録の騎士を模した悪霊。その正体がおぞましい。拷問器具コレクターは実際にいるんだろうけれど、実際に使用してみたくなる・・・という理屈は有り得ると思う。まぁ思想ありきな訳だが。安田くんの成長、そして彼に引っ張られるように人間味を増していくメンバーたち。魔に取り込まれつつある赤バッチさんさえも、運命に抗っていく。謎のカウントダウンが近づく中、まだ救いの道は見えない。前々からちょっと気になっていた教科書的な文体が増したような。2025/01/28

aquamarine

70
シリーズ6冊目。ミカヅチ班は基本は怪異事件に対し、救わず祓わず隠蔽する。しかし、今回は全身61箇所に穴のあいた変屍体に、帳場が立ってしまった。連絡係によって本部に参加した赤バッチ。ミカヅチ班はどうこの怪異に挑むのか…。最初の事件に何が使われたかは想像がついたが、それがそんなに恐ろしい悪霊に繋がるとは。ここまでですっかり強くなっていた怜が、闘いの場できちんと見極め、行動を起こすのが頼もしい。守るもののために馴れ合いを良しとしないできたミカヅチ班が、怜によって確実に変わっている。”そのとき”は近いのだろうか。2024/11/17

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