角川スニーカー文庫<br> 忘れさせてよ、後輩くん。3

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角川スニーカー文庫
忘れさせてよ、後輩くん。3

  • 著者名:あまさきみりと【著者】/へちま【イラスト】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041138458

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内容説明

★次にくるライトノベル大賞2022
 10代読者投票 第5位
 20代読者投票 第3位
 男性読者投票 第4位
★このライトノベルがすごい!2023
 総合新作 第6位

12月、僕は春瑠先輩が通う大学の推薦入試に落ちた。
海果は落ち込む僕をからかいながらも、「イルカの髪飾りをなくしたから一緒に探してほしい」と僕を街に連れ出す。
海果なりに元気づけようとしてくれているのかも? しかし、彼女が連れて行く場所はすでに閉店していたり、今は違う建物だったり……。
“以前にも海果とこの場所に来たような”不思議な感覚を覚える僕。
そんなとき、木更津に帰ってきていた春瑠先輩と再会し――
今はもう海果が見えないという先輩から語られるのは、僕の初恋を揺るがす『違和』について。
「キミは今でも、わたしのことが好き?」
“幸運のイルカ”の真実と結末は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
12月、春瑠先輩が通う大学の推薦入試に落ちた白浜夏梅。海果は落ち込む夏梅をからかいながら「イルカの髪飾りをなくしたから一緒に探してほしい」と街に連れ出す第三弾。元気づけようとしてくれる海果が連れて行く場所はすでに閉店していたり、今は違う建物だったり…そして以前、海果とこの場所に来たようなと既視感を覚える夏梅。木更津に帰ってきていた春瑠先輩が語る違和感は、忘れていた本当に大切だったものを思い出す鍵となって、冬莉やホマキといった理解ある後輩に見守られながら、ようやく辿り着いた結末は本当に良かったと思いました。2023/09/03

真白優樹

10
十二月、夏梅が推薦入試に落ちてしまう中、海果に街に連れ出された先で見知らぬ記憶がよぎる最終巻。―――最初の思い、その約束は十年後の今に。 今まで夏梅をからかいながらずっと傍に居た海果に焦点を当て、能天気に明るい彼女の本心と真実に触れ、その思いに触れる為に駆け抜ける巻であり、切ない中に幸福へと頑張る熱さがある巻である。全ての先、そこに在る未来へ全員で。これからも彼等はあの町で生きていくのだろう、色々な感情を経験しながら。その先にどうか幸福がありますように。 うん、とても面白かった。2023/09/07

まいなな

6
このシリーズ大好物だわ。前回の2巻では冬莉の可愛さにやられ、年下後輩系ヒロインの魅力にすっかりやられた俺だけど、3巻では素晴らしすぎるお姉様方が実力を遺憾なく発揮してくれはりましたね。春瑠先輩の素晴らしさはそのままに……海果が、海果がヤバい。お前ちょっと反則やん。そんなの俺にドストライクやん。 年下と対等に遊んでくれる人ってかなり貴重で、下の子からみたら嬉しいものなんだよな。あれだけ一緒になって楽しんでくれたら、思い出残っちゃいますわ。そんなの純粋な小さい男の子には毒だよもはや。初恋はやっぱり毒だね。2023/10/02

れっちん

2
正直一回途中で畳んだ。 あまりにも自分にとって辛く苦しい展開になってしまったから。 しかし最後まで読むにつれて、この話しはこのストーリーしか無かったのだろうな。と納得する程の完成度を見せてくれた。 ある意味3冊で別のキャラクターに焦点をあて、その恋愛模様を切なく、そして大切に描ききってくれた事に感謝 このエンドを見て、最初から読むとまた別の見方が出来そうなので、またおりをみて読むことにする。 その位完成度が高い3冊だった。2023/09/18

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