内容説明
金融制度は各国で、自らの歴史、風土、経済、文化、伝統、慣習、価値観、宗教などと堅く結び付き、それぞれ固有の構造を持っている。本書は、わが国へ長く影響を与えてきたアメリカの金融制度について、全体像の提示を目指している。ことに、アメリカ独自の輻輳した仕組が読み取れるよう、いくつもの工夫を凝らしている。
目次
アメリカ社会と金融制度
アメリカ金融制度略史
商業銀行
貯蓄金融機関とクレジット・ユニオン
連邦準備制度
連邦預金保険制度
非預金金融機関
住宅金融、消費者金融、および企業金融
固有の銀行・金融制度
金融機関市場の全体像
金融制度改革の流れ
著者等紹介
高木仁[タカギヒトシ]
1931年生まれ。民間福祉団体勤務中、61年明治大学二部商学部卒業、70年明大助手。専任講師、米国テンプル大学研究員などを経て、82年教授、94年商学博士(明大)。94~2002年日本金融学会理事/常任理事、97~02年日本学術会議第3部研究連絡委員会幹事。02年明大定年退職、同名誉教授。02~05年富士常葉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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