内容説明
第一王都ゼフェンテに本格的な冬が訪れようとしていた。
新年を祝う開門祭ルフ・アロスを控え、魔王現象や異形《フェアリー》の脅威を忘れ束の間の平和とお祭りにはしゃぐ女神たち。
一方、ザイロとベネティムに告げられた新たな指令は首席大司祭選挙の政治工作だった。
様々な者たちの思惑が複雑に絡み合い策略が張り巡らされるなか、やがて暗躍する謎の存在にたどり着く。
「ユトブ方面7110部隊」――それは、ザイロにとって忘れることのできない過去の因縁で……。
書籍版オリジナル・エピソードで語られる、待望の新章がついに開幕! 人類の、そしてザイロの選択は――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
7
ザイロの過去の因縁の敵との対決……なんだけど、ツァーヴ、ベネティム、ドッタといった他の懲罰勇者の活躍の方が印象的だった気が。2023/09/09
コリエル
7
相変わらず会話が軽妙で面白い。ライノーは人間の事が良く理解出来ていないようでいて時に無駄に的確で笑える。一人ずつ闇討ちしようじゃねえんだよ。この巻の準主役と言えるツァーブもザイロと丁々発止のズレたやり取りが良かった。もう一人のメインどころであるベネティムも身の危険が迫っているのかなというところで次回へ。2023/08/18
dorimusi
2
第一王都で冬の間の休暇期間に聖選でイブートンを勝たせる話し。 ザイロの過去の因縁の話しがメインなんだろうけど、なんかツァーヴ、ベネティム、ドッタといった他の懲罰勇者の特技を活かした活躍のほうが印象的だったりする気が。読んでる内に思い出すけど、間があいたので、名前とキャラが一致しなくて大変でした。2024/02/07
takave
2
やっぱベネティムやべーな。2023/11/15
kuniyoshi.kouji
1
イブートンもよくわからん子ちゃんだね。投票されたら頑張るとは。ベティネムが今後もキーパーソンになってくる展開ですね。2023/10/09