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出版社内容情報
サラサがヨック村にお店を構えてから、早一年。アイリスと結婚しロッツェ士爵となったサラサに、殿下直々の勅命が下る。おまけに、久々に再会した学生時代の後輩ミスティからは弟子にして欲しいと頼まれて……!?
内容説明
お店に閑古鳥が鳴く冬を乗り越え、待ち受けるは春の納税!アイリスと結婚したことで、貴族の身分も一緒に手に入れたサラサの店舗経営は順風満帆…だったのだけど。久しぶりに訪れた王都で、貴族の責務として盗賊対策を命じられることに。おまけに、師匠・オフィーリアの紹介で再会した、サラサの学生時代の後輩錬金術師・ミスティには「先輩、ボクを雇ってください!」と頼まれてしまい―?サラサ自身もまだまだ新米錬金術師として勉強中。けれど、貴族としての仕事も増えてしまった今、正直ミスティがいてくれると助かるわけで。新しい仲間を迎えて、サラサの経営は次なるステージへ!?
著者等紹介
いつきみずほ[イツキミズホ]
『異世界転移、地雷付き。』(ドラゴンノベルス)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
49
電子書籍にて読了。孤児が主人公の話において結婚あるいは家族を築くのはゴールのひとつ。ではその先は?子爵になって、家督を継いで当主になり、領主全権代理になりました(多分代理の部分「だけ」取れそう)。いやいや、面倒事というデメリットだらけでは!?友人兼後輩ちゃんの弟子入り及び前巻の余波で大量発生した盗賊さんグッバイのお時間です。・・・とりあえず番頭さん達にも受け継がれた盗賊殲滅から見ても(伝染るの?)、今回サラサ込みで即殺らないだけ慈悲あるように見えるのは気のせい?盗賊関わってるせいでサラサもう黒さ倍増だし!2022/11/30
真白優樹
9
無事に納税も終わる中、フェリク殿下から士爵として領主全権代理に任命され、後輩であるミスティと生家の商会の面々と再会する今巻。―――時には指揮を、時には物理を。 士爵として背負う義務が早速やってきて、貴族だからこそ陣頭指揮をしたり領地を富む手立てを立てたり。どんどん錬金術師の職分を超えていく中、それでもサラサがこなしていく巻であり、いつもとは違った形での彼女の活躍が拝めるからこそ、新たな楽しみ方が出来る巻である。果たして、今度は錬金術師として活躍するのか。次の問題の中身とは。 次巻も須らく期待であるべし。2022/09/17
maqiso
5
盗賊以外には優しいから真面目な貴族としてやっていけてるけど、主人公が強すぎてちょっと怖い。ハーレムっぽいけど恋愛感はほとんどないの好き。2023/04/22
火狐@二児の子育て奮闘中
5
前回のお話を結構忘れてた(笑)納税に王都に行ったら領主代行で盗賊の討伐を命じられたお話でした。そして、学校の後輩が押しかけ弟子入り!2023/05/28
ちゃか
4
店を他のメンバーに託して、サラサは王都へ。錬金術の師匠から身体強化とか剣の腕まえのチェック入るの、毎回笑うな。一応行き詰ったら助言くらいはしてくれるつもりみたいですけども。 王子は貴族の義務を盾に面倒事押し付けてくるからなぁ。いや実際必要なことだし、配慮もしてくれてるみたいなんですけど、なんか鼻につくんだよな。言い回しの問題だろうか。 あとはノルドのサラマンダー研究が本になって、内容はしっかりしてたとかで。研究者としての才能はちゃんとあるから後援してるらしいですけど、天災扱いも納得の厄介者だからな……。2022/12/05
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