内容説明
武装探偵、通称『武偵』。
それは凶悪化する犯罪に対抗するため武装を許可された探偵である。
トップレベルのSランク武偵・アリアの相棒に選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。
都会を離れた山奥の牛義郷で、キンジは早逝した母と似た美女・悠樹菜との穏やかな日常を送っていた。
だがそこへ悠樹菜の身柄を狙う旧公安0課、さらに生涯無敗の武装検事・不破が現れる。
彼らに襲われる理由が分からずに戸惑う悠樹菜だが、彼女の記憶には不自然な空白があるのだった――。
悠樹菜を守って戦うキンジは、牛義郷に隠された『見張り神』荒脛巾の恐るべき秘密に迫る。
大スケールアクション&ラブコメディー第39弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼方
8
山奥で出会った早逝した母に似る謎の女性・悠樹菜を狙う武装検事との相対と決着。そして東京へ戻ったキンジの元に義姉であるパトラの妹、メメトが現れる第39巻。父の部下であった不破、そして母親の面影…ここで両親のエピソードが語られて、またキンちゃんも一つ大きくなったんだろうか。いや、存命の父はまだ何してんのという感じですけど…對卒も近年空気だし。そしてメスガキなメメト、SSR研やある意味で兄に似るところはシンパシーが感じられて良かった…のですけど、過剰すぎる暴力と言いがかり金銭搾取メスガキのシーン必要だったか…?2023/06/25
フラン
6
キンジの父親父の部下だった不破との勝負は引き分けでしたけど、キンジの勝ちでいいと認められた。日本国内にまだこんなに強い人がゴロゴロいるのか…。 新しい女が現れたら次に何が起きるのか、そう新しい女が現れる。ただし今回は親族枠になるパトラの妹メメト。妹枠には全然全敗のキンジさん、今回は如何に。2023/06/26
Ru
5
母親といえばアリアの母親以来、キンジは完全に父親ばかりにフォーカスされてきた本タイトルで、キンジと母親の内容が掘り下げられていたところが本当に良かった。あの時正直になれずに伝えられなかった気持ちをバス停で打ち明けられたシーン、瞠目するものがある。最近の新しいラノベ知らないからメスガキ属性には普通にびっくりした。巻末後半で新ヒロインをさくっと篭絡する流れが鮮やかに洗練されすぎててうけてしまう。かなめが出てきたので星5つです。2023/07/03
み
1
メメトちゃん、アリです2023/10/02
くろ
1
おかんOUT、義妹IN2023/08/01