内容説明
武装探偵、通称『武偵』。
それは凶悪化する犯罪に対抗するため武装を許可された探偵である。
トップレベルのSランク武偵・アリアの相棒に選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。
Nの重鎮ことルシフェリアを捕虜にしたキンジたちの前に、異世界レクテイアからの侵略者・南ヒノトが現れた。
ヒノトは核兵器をも上回るルシフェリアの
『神の力』を利用して、この世界にレクテイア人の国を作ろうと企む。
愛するキンジのため侵略に力を貸さなかったルシフェリアは、死に至る呪いを掛けられ、掠われてしまった。
アリア・ネモ・リサを巻き込んだ熾烈な奪還戦は、やがてNを分裂させる一大転機へ繋がっていき……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつきネコ
14
もう、ネモとリサが可愛すぎる。もう、ネモはわりかしできる子だと思ってたけど車は無理か、まぁ、いきなりトレーラーを運転しろっていわれても無理だよな。かと思えば後半はシットリした雰囲気をなるネモカワイイ。そういう意味でも今回はネモ回でした。かと思えば前半のヒノト戦までのルシフェリアがヒロイン。ここでわかるキンジがのる航空機は4割以上は墜落している事実。よく生きてるな。ガバリンも千葉県で浮いてし、また、墜落率が増えたな。緋弾のアリアシリーズも世界中回ってるイメージあるけど、インドはまだだったな。意外。2022/08/18
彼方
11
異世界レクテイアからの侵略者・ヒノトが求める核兵器をも上回るルシフェリアの力。そして穏健な『扉』派を決断したキンジは原子力潜水艦ノーチラスへ乗り込む…第36巻。鶴との不利な空中戦やキツい戦況にやきもきしながらも何とか決着、しかし今回の相手はだいぶ過激な手口だったな…と思いつつも後半、ノーチラスで異世界人との融和を図る難しさを感じたり、仕方ないか。ヒロインのマウント合戦やらムードの演出が上手すぎるネモに鉄板のリサ…ルシフェリアとの絡みも安定してキレていて面白く、あちらこちらで外堀埋められててどうするのこれ…2021/12/27
寒っ!!
8
他のラノベなら長々と描きそうな場面を少ないページ数でまとめて次々と新たな展開をさせる手腕はさすが。反面,キンジがアリアたちとの間で恋愛フラグを立てまくるのは収集が付けられるのか。2022/01/03
RoughMagician
6
新章入ってから薄々思ってたことだけど、キンジってもうHSS状態じゃなくても十二分に強いだろ。2022/01/16
フラン
3
1巻の中で歴代最多のHSS化したのではないかと感じる程キンジは大変でしたね。 日本でレクティア組合問題を片付け、そのままネモのノーチラスに乗り舞台はムンバイでイ・ウーと遭遇まで。 ジーサードに手紙を捨てろと言うところはオモシロポイントですね。 ネモがキングのオンナになろうとしてくるシーンは今回のイチオシ。 次点で、実はペーパードライバーだったカミングアウト。2021/12/30