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内容説明
明治元年10月21日、蝦夷・鷲ノ木浜沖合に威容な姿を見せたのは旧幕海軍の八隻。
これが土方歳三最後の戦い「箱館戦争」の始まりを告げる光景であった。
蝦夷地に新国家建設を宣言する旧幕臣たち。理想郷を勝ち取るためにーーいざ、最終決戦へ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
36
土方歳三率いる新選組は、流れていよいよ蝦夷地へと辿り着く。ここからの戦いが土方の本領発揮となる。壬生浪士組からの過去回想を織り込んでいるので、新選組初期からが好きな人にも楽しめる。★★★★☆2023/03/23
やすとみくろ
6
ここまで沖田が生存したまま北上している以外は基本的に史実に沿った流れだったが、ここでの土方の喀血。これは作品における、沖田が生きている代償的な考えによるものなのかな。こういうIFをどういう方向に持っていくのかは、この作品でずっと気になっている所。2023/03/28
笠
5
3.5 新刊読了。旧幕府軍はついに蝦夷に到達し、蝦夷共和国の建国を掲げて新政府軍に対して最後の抵抗を試みる。本巻では少年隊士を無駄死にさせまいと鍛える土方や、少年隊士を殺した新政府軍への怒りに震えるフランス人軍事顧問のブリュネなどが描かれるが、その怒りには乗れないなぁ。はっきり言って、そもそも子供を戦場に連れてくる旧幕府軍のほうが悪い。人手不足だろうが、子供が旧幕府側の士族の息子だろうが、戦力からは外すべき。銃を持たせて戦場に連れてきておいて、殺されたら敵の非情を訴えるなんてのは偽善もいいところだ。2023/04/07