内容説明
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
長い長い、一人ぼっちの旅を続けています。
今回、彼女が出会う方々は――。
魔物を狩って食材として使う流浪の料理人、
いがみ合う山の国の兵士と海の国の兵士たち、
自分に自信が持てないが心優しい女性、
怪しげな建造物で暮らしている青年、
引退した高名な占い師と熱烈なファン、
そして、人類を知るめに旅をする謎の生物……。
「あなたも旅をすればきっと分かりますよ」
時に戦い、時に導き、旅の魔女は「別れの物語」を紡ぎます。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミャロ
10
※kindle シリーズ20作目。今回は、過去や未来の話でなく一貫して現代の話のため読みやすかった。スライムの話は、すごく共感できる部分があり良かった。2023/08/26
史
6
料理あり、妙なキッカケあり、やさしさあり、半分あり、備えあり、即興あり、学びあり。2023/06/05
ソラ
6
どの短編も良かった。特に魔物料理人の話、スライムの話が特に好き。2023/05/20
まいなな
5
魔女旅20巻!! 不思議な読後感だよな。いつもそうだけど、魔女旅は学びをくれる。今回だと一番最後のスライムのお話は、人間の根本にある生態について見ることができたんじゃないかと思うし、その中にはもちろん人間の良さと悪さが含まれている。スライムの好奇心は子どものようで、純粋でそして成長していく姿も子どものよう。スライムのお話だけじゃなくて、霧の魔女のお話でもひたすら人に優しいフロレンスのお話でも、人間の奥深さや単純さが描かれているように思う。あとアムネシアやサヤが出てくると嬉しいね。小学校教材にいいかも。2023/04/07
チバニヤン
0
今回はイレイナさんの一人旅再開で、明るめの話が多め。出発を祝福してるような楽しい物語が多め。 特に好きなのが1番最後の「スライムの話」。 群体で1つの意識を作っていたり、体を自由自在に変形出来たりと人間とは全く違う生物。でも、一緒に行動して、深く理解していくうちに人間に似てるかもとなる部分が多かったという、そんな話。 人間も動物なのだから、群れで生き、考えが似てるもので集まる。そのために、常識というレールを作り行動を制限する。 生き物全般に言える行動を根本を理解させてくれるような話でした。2024/11/21
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