内容説明
結婚式、祝う者あれば、呪う者あり――!? 取引先の社長子息の結婚披露宴に招待された吸血鬼父娘。ところが華やかな結婚式場は、招待客の突然死で大騒ぎに。そんななか、花嫁が出逢った男は、死んだはずの恋人で……。表題作ほか、無理心中を図ろうとした貧しい母娘を救う「吸血鬼の小さな灯」、謎の声がひきこもりの青年に話しかける「吸血鬼と真夜中の呼び声」の2編を収録した、大人気吸血鬼シリーズ!
目次
吸血鬼は初恋の味
吸血鬼の小さな灯
吸血鬼と真夜中の呼び声
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
31
吸血鬼シリーズ。最後の『真夜中の呼び声』がこのシリーズならではな感じでよかった。 吸血鬼は初恋の味/吸血鬼の小さな灯/吸血鬼と真夜中の呼び声2017/05/05
Fiver
11
表紙の美味しそうなスイーツに惹かれたわけじゃありません…笑。ちょっと怖いお話のような、でもやっぱり、生きてる人間が1番怖いような…と思ったり。気分転換にサラッと読めて楽しかったです♬*゚2019/02/22
みるくたると
6
☆32016/10/18
bookshelf_yt07
4
人気シリーズの途中の巻だが、途中からでも楽しめる。また吸血鬼なのに恐妻家そして雇われ社長のクロロックと人間とのハーフであるエリカ、クロロックの後妻・涼子など登場人物のクセが強いけど、人情もあって読んでいて楽しい。2023/05/25
リリパス
4
3つのお話が入っている短編集です。会話文が主体の文章なので、さくっと気軽に読めます。今回は、ちょっと考えさせられるようなお話もあり、今までのシリーズとはノリが少し違うかも。それでも面白いことには、変わりありませんが。2016/07/23