内容説明
合唱コンサートの帰り、見知らぬ女性に『リュドミラ様』と呼び掛けられたエリカたち。コーラスグループのピアノ奏者でエリカの友人・関谷しおりと、『リュドミラ』が瓜ふたつだというのだ。帰宅したしおりから話を聞いた母・美穂子は何か知っているような様子だが、詳しくは語ろうとしない。その矢先、美穂子が古美術品の取引で詐欺に遭ってしまう。日本とトランシルヴァニアを繋げる、幻の秘宝〈マキシミリアン大公の十字架〉とは!? 詐欺事件の真相、そして十字架と『悪霊祓い』の伝説を確かめるため、しおり母娘とクロロック父娘は東欧へ飛ぶ! 表題作ほか二編を収録。
目次
吸血鬼と悪夢の休日
吸血鬼の道行日記
合唱組曲・吸血鬼のうた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リリパス
5
正統吸血鬼:クロロック&娘だが、人間とのハーフのため、父ほどではないものの、ある程度の、吸血鬼としての能力がある:エリカ、の2人が、困った人を助ける「吸血鬼はお年ごろ」シリーズの第39巻ですね。3つのお話が入っている短編集です。どれも面白かったです。2021/08/09
小春日和は秋
3
買ってたの忘れてましたが、すぐ読み終わりました。今回もエリカとクロロックが活躍です。2021/11/11
よっしー
3
面白いのでサクサク読了。直近の吸血鬼シリーズ作品の中では尻切れトンボ感が少なくて○。2021/08/19
jouta h.
2
このシリーズは三時間ほどで読めてしまうほどおもしろい 読書嫌いの子どもに薦めたい 多くの学校の先生にも読んでもらい生徒に読書のおもしろさを味あわせたくなるシリーズ作品2021/11/18
檸檬
1
最期が疑問。2022/10/03