集英社オレンジ文庫 天使と歌う吸血鬼

著者名：赤川次郎【著】/ひだかなみ【イラスト】

集英社（2023/01発売）

• ISBN：9784086800235

内容説明

人気遊園地「Ｍワールド」を訪れたエリカたちを待っていたのは、突然の「入園禁止」。聞けば、外国の要人が視察に訪れており、その歓迎式典で、ある女性歌手が歌声を披露するという。だが遊園地がテロリストに襲撃され…。表題作の他に、存在を忘れられたエレベーターと事件を解決？（『吸血鬼とさびしいエレベーター』）　不思議な“水の流れ”を追う『水の流れと吸血鬼』の２編を収録。

目次

天使と歌う吸血鬼
吸血鬼とさびしいエレベーター
水の流れと吸血鬼

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

オレンジ文庫に赤川次郎作品が！　このシリーズ、読んだことなかったのですが、楽しめました。吸血鬼と人間とのハーフだというエリカ。彼女の亡くなったお母さんの話は、もう語られているのかな？

2015/08/13

[coco夏ko10角]

吸血鬼はお年ごろシリーズ文庫最新刊。コバルトからオレンジに。このシリーズは新装版でしか読んでこなかったのでイラストでそれぞれのキャラを見てびっくり。みどりこれでぽちゃなのか…。千代子は想像以上に大人っぽくて美人さんだった、そういえば彼氏いたこともあったな。お話はエレベーターが一番面白かった。　　　天使と歌う吸血鬼/吸血鬼とさびしいエレベーター/水の流れと吸血鬼

2015/10/24

[白雪ちょこ]

表紙や挿絵が、小中生向けになっているため 、文字も大きく読みやすかった。 相変わらずテンポ間もよく、事件解決まではいつも通りあっという間。 トリックや動機に至っては、子供でもわかりやすくしているため結構あっけない(笑) 今回も、クロロックとエリカは吸血鬼の能力をふんだんに発揮し、人々を救っていった。内容もわかりやすく、また吸血鬼シリーズの他作品も読んでみたい。

2023/10/13

[星落秋風五丈原]

歌う自衛官がモデルのような女性が登場する表題作を含めて3編収録。イラストが変わってからクロロックがえらくカッコよく若く見えるようになった。

2015/07/15

[虹雪]

吸血鬼親子が事件に巻き込まれながら解決するプチミステリーです。さくさく読めて赤川さんらしくスッキリな文章。このシリーズ知らないけれど読めます。純血の父とハーフの娘と後妻の人間という設定は面白いです。もっと長編よんでみたい。

2016/01/11