小学館文庫<br> 勘定侍 柳生真剣勝負〈六〉 欺瞞

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小学館文庫
勘定侍 柳生真剣勝負〈六〉 欺瞞

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2022/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094071887

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内容説明

大坂一番と江戸一番の商人が火花を散らす!

一夜が居候する駿河屋に銘品の焼き物が届いた。淡海屋七右衛門からであった。
大坂一の商人からの試し合いを受けて立った総衛門は、早速焼き物を手に老中・堀田加賀守の屋敷へ向かう。
その頃一夜は伊賀忍の素我部一新を呼び出し、柳生家を危うくする計略を耳打ちしていた。
素我部からの知らせを聞き、一夜に激怒する柳生藩主の宗矩。
三代将軍家光が寵愛する柳生友矩を巡り、奇策が交錯する中、一夜は秘かに上方への旅に備える。
そして上方では、信濃屋の長女・永和が一夜を心配しすぎるあまり、住み込みで手伝っていた淡海屋を飛び出そうと七右衛門と押し問答に……。
一夜の神算鬼謀に武士も商人も忍も女も振り回される、疾風怒濤の第六弾!
【主な登場人物】
一夜:大坂一といわれる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫。柳生家の大名取り立てにともない、召し出される。
永和:上方で味噌と醤油を商う信濃屋幸衛門の長女。恋敵に妹の須乃と衣津、伊賀忍の佐夜がいる。
柳生但馬守宗矩:一夜の父。将軍家剣術指南役。息子に十兵衛三厳、左門友矩、主膳宗冬がいる。
堀田加賀守正盛:川越藩主にして老中。
総衛門:江戸城お出入り、御三家御用達駿河屋の主。材木や炭などを扱う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

65
将軍家剣術指南・柳生但馬守宗矩の隠し子で、大阪一といわれる唐物問屋淡海屋七右衛門の孫で跡取り一夜の成長物語です。一夜により柳生家の財政がある程度できたと思った柳生宗矩は、一夜が老中、堀田加賀守正盛に近づくのを嫌い。柳生家の三男、柳生主膳宗冬と伊賀者の素我部一新に一夜を斬らせるが失敗する。→2023/01/07

蕭白

9
サクサクっと読了。続きが気になります。2022/10/07

jima

5
柳生、堀田、伊賀・・、2024/10/06

ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。

1
一夜の面倒を看る駿河屋の元に淡海屋から御礼の品が届き、駿河屋は一夜を身内欲しさにその品を老中堀田加賀守へ届ける。またその事は堀田加賀守と手を結ぶ事でもあった。また堀田加賀守は宗矩の元に監察出来る巡廻使を遣わした。宗矩と左門友矩を切り離して家光に差し出す積りだ。しかしこれ以上老中の圧力が続くのは困るので、十兵衛三厳は間に入り一夜を連れて柳生の里へ向う。  【3.8】2024/07/31

goodchoice

0
武家物と市井物の間のような作品だが、ちょっと展開がはっきりしないのが気にかかる。2022/12/24

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