ビッグコミックス<br> 颯汰の国(12)

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ビッグコミックス
颯汰の国(12)

  • 著者名:小山ゆう【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2022/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098614196

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内容説明

徳川幕府を脅迫する!計画の行方は!?

土井利勝によって旗本、御家人に似顔絵が配られてしまい、捜索から逃れるために吉原に身を隠し続ける颯汰の元に、島津と毛利が来訪した。
二人はこれまで伊達政宗と共に考えてきた幕府を脅す計画の全容を打ち明ける。それは、将軍・家光を襲い、人質にとって幕府と交渉するという大胆なものだった…!!
さらに、計画が成功した暁には颯汰が将軍の座に就くという構想に対し、
自分が支配者側になることに対して抵抗がある颯汰は、苦悩するのだった…
そんな中、幕府の情報を得る為の内通者を捜していた颯汰達の元に、吉原の鈴松太夫からある男の名がもたらされる。
颯汰達は、早速その男を訪ねるが、果たしてその男は、颯汰達の計画に賛同するのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

26
幕府の圧政に抗う颯太。賛同する大名達が企てる幕府脅迫計画。その成功のあかつきには、颯太を将軍の座に据えようと考える。とはいえ、颯太は思う。「そもそも徳川という一大名が天下を支配するという体制が、理不尽を生む…と思う俺が、支配する側の人間になる…なんてのは…」それはしごく真っ当な感じ方だ。しかし、個人の仇討ちレベルではなく、これは国を作り直すというレベルの話だ。政治は魑魅魍魎。なぜならそこには権力という魔物が棲むからだ。颯太の敵は、幕府以前にその魔物なのかもしれない。2022/10/06

蝉、ミーン ミーン 眠ス

1
色々それらしい理由を挙げてはいるけどとどのつまりは武士の権力争いでしかないよなあ。2022/10/03

げんさん

0
「家光を追い払った次の将軍を島津か毛利か伊達から立てると言ったら、旗本から強い反発が出るな。だが、だが・・・家光を外し、家光よりも遥かに秀でた家康様の子息がなるということで、徳川の時代は続くという型を見せるのだ」この言葉で颯汰も決心する。2022/11/20

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