内容説明
ローラ一家は、やっとシルバー湖のほとりに払い下げ農地を手に入れ、わが家に住めるようになった。だが、父さんは、きびしい冬のあいだだけドゥスメットの町へ引っ越すことにした。大草原でつつましく育ったローラ姉妹が体験する町の暮らし……。生き方にめざめつつある少女ローラの成長を描く「大草原の小さな家」第6作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんもどき
9
アルマンゾの姉さんがローラの学校の先生になるが教師としての力不足から学級崩壊してしまう。告げ口する生徒の言う事を鵜呑みにし、ローラにつらく当たるのがひどいなと思う。良くないことばかりでなく、独立記念日やパーティーにお呼ばれする辺りは読んでて楽しい。晴れてローラが教員免許を取り学校に赴任したところで終わり、次の巻が楽しみ。2023/03/07
桐ヶ谷忍
7
教師になったローラ。家から遠く離れた場所で下宿をするが、実家がどれだけ恵まれていたかを思い知る。吹雪の中毎週末、迎えに来てくれるアルマンゾ。彼の想いに気が付くが、それには応えられないと告げる。ローラにとっての飛躍の巻。アルマンゾは将来の夫なのに、今の所恋物語に発展する気配なし。じれる。2018/12/21
punto
5
いつの間にかローラも15歳。まだ子供だとは言え、当時としてはかなり大人に近くなってきました。びっくりしたのは冒頭にあらすじみたいなのがあったこと。こんな話は知らないけどと思って読んでみたら、これまでのあらすじだった様子。一冊前は出版社が版権を持っていなかった（別の出版社のもの）だからとんでいたとは！古典だから油断していました。あとで補完します。ところで、この物語の最後の1882年は、コナン・ドイルが23歳。ということはアルマンゾとドイルって同い年くらいですね！2016/10/22
やあす
2
もし父さんが来年の春に子豚を飼ったら、二年後にはハムエッグが食べられるわ！このメアリーの台詞に、豚も鶏も全て育てて食べていた時代を強く感じる。2014/12/10
Yumikoit
0
ローラが育ってしまった2011/09/18
