講談社文庫<br> シルバー湖のほとりで 大草原の小さな家(4)

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講談社文庫
シルバー湖のほとりで 大草原の小さな家(4)

  • ISBN:9784061843455

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内容説明

ローラの一家は、思うような小麦の収穫がないまま、プラム川をはなれる決心をした。妹グレースの誕生、姉メアリーの失明、愛犬ジャックの死……、ローラは、もうすぐ13歳になろうとしていた。 西へ西へとのびる鉄道工事の会計係をしながら、父さんは農地をさがすが……。 多感な少女・ローラの目を通して描いた「大草原の小さな家」の第4作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんもどき

9
冒頭でいきなりしょう紅熱に襲われた後のシーンから始まるので、一巻読み忘れたかと焦る。しょう紅熱、メアリーの失明、グレースの誕生、ジャックの死とあったらしい。なかなか腰の落ち着かない父さんもシルバー湖に来て娘の教育のためにやっと落ち着くようになり、ここから定住した生活が送られるのかなというところで終わる。最後のグレースの迷子の様子にひょんなことで子供はいなくなるから怖いな、とも思う。次はワイルダー家の話かな?2023/02/25

桐ヶ谷忍

9
姉のメアリーの失明、西部への移転、初めて乗る汽車、鉄道関係で働き、いよいよ終の棲家を見つけたか、というお話。こまやかな出来事が多く、飽きさせることを知らない物語。2018/11/30

punto

4
何もかも、手作りなのがすごなあとシリーズの既刊を読んで思っていたけれど、それにしても白鳥の羽毛を使って布団とかを作っているのに驚いた。思えば私の羽根布団ももともとは鳥の羽だったはず。既製品の服を買い、外食し、ネット通販で生きようと思えば生きられる時代になったけれど、ひとつひとつのものを大半自力で作る時代はそれほど昔ではなかったのだということを、このシリーズを読むと痛感します。2016/05/21

こかげ*ゆるゆる

3
読めば瞬時に体験できる、リアル西部開拓時代。今回は、もう子どもではなくなったローラと一緒に、大草原のただ中に、町がぐんぐん育っていく。町が嫌いで、もっと奥地へ旅に出たくてたまらないのに、メアリーの失明で、期待がすべてローラにふりかかる。ローラも受け入れなければいけないことを知っている。大草原で暮らす家族にさえ存在する、親の願いと子どもの希望のすれちがいに、あらためてかなしくなる。2013/11/10

ゆうぴょん

2
小4娘。シリーズ4作目まで来ました。ローラもいよいよ11歳。しっかり者の姉メアリーの失明、末妹グレースの誕生、愛犬ジャックの死。インガルス家に次々とおこる出来事を、父母の次に受け入れ支えていかなければならないことをローラはしっかりと受け止めている。西部への移住とともにローラは大人への階段を登りはじめる。ローラの健気さと聡明さに驚く。そんな家族の物語も読みごたえ十分だが、食事の様子や衣食住のすべてが手作りの生活も(自分はできないけれど)読み進むのが好きだったなぁ。ローラのご飯食べてみたい。2021/05/22

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