講談社文庫<br> 農場の少年 大草原の小さな家(5)

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講談社文庫
農場の少年 大草原の小さな家(5)

  • ISBN:9784061843615

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内容説明

ローラは、シルバー湖のほとりの払(はら)い下(さ)げ農地へ引(ひ)っ越(こ)していくとき、すばらしい馬に馬車を引かせた青年アルマンゾに出会った。日々の糧(かて)を得るのにも苦労したローラ一家と対照的に、ワイルダー家は、富裕な農場主で納屋に入りきれないほどの家畜をもっていた……。 後にローラの夫となったアルマンゾ・ワイルダーの少年時代をつづった物語。「大草原の小さな家』シリーズ第5作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんもどき

9
前までの巻とは違い、将来ローラの夫になる人の生活が描かれる。冒頭にビッグ・ビル・リッチーの話で前々世紀から不良はいたんだなと変なところで感心する。解説にもあるように食べ物、食べ物、次いで食べ物といった感じでごちそうの描写が多いので、読んでて空腹を覚える内容だ。開拓時代のアメリカの農家の食糧事情がよく分かった。2023/03/06

punto

6
お金で買えない豊かさを感じますが、でも、今この暮らしに戻れるかというと、絶対に無理。一日中労働に追われていた毎日から技術が余暇を作り出したのも事実だなあと思う。子供たちが勉強よりも労働をしなければならなかった時代。子供は今より厳しく育てなければ危険もあったのだろう。手を貸すのではなく、成長を見守って厳しく育てている姿が描かれており、いい悪いは別として、今の時代との違いを感じました。2016/10/05

こかげ*ゆるゆる

5
大草原の小さな家シリーズ5巻め。アメリカ開拓期の物語。自給自足願望があるから、最初はすごくおもしろかった。おいしい食べ物たくさん出てくるし(笑)でも読み進むうち、主人公9才のアルマンゾの真剣さが苦しくなった。霜が降りる夜には、作物を助けるため、半分眠りながら水をかけてまわる。収穫期には、ベッドに倒れ込んだら一瞬で朝。でもアルマンゾに不満はない。大好きな子馬を仕込むのが一番の夢。お父さんみたいな立派な農民になるために、学校で勉強する。迷いなく目標へつき進むアルマンゾに、自分がはずかしくなる(///)2013/11/05

やあす

0
クリスマスが近くなると読みたくなるシリーズ。そして出てくるパイやケーキやらが食べたくなって太る。2015/12/23

やあす

0
シリーズで順番に読む以外にも、これだけで読んだりする。おいしいものがいっぱいで、これを読むとクッキードーナツパウンドケーキにアップルパイと食べたくなる。この続きでローラの話に戻ると、ローラたちがささやかな食事に満足してて、それはそれでまた美しかったりします。2014/12/07

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