角川文庫<br> 皇帝の薬膳妃 朱雀の宮と竜胆の契り

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角川文庫
皇帝の薬膳妃 朱雀の宮と竜胆の契り

  • 著者名:尾道理子【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2022/04発売)
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  • ISBN:9784041124888

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内容説明

幼い頃に会った謎の麗人「レイシ」の専属薬膳師になることを夢見て、
性別を男子と偽って医学を学ぶも、陰謀に巻き込まれ、正体を隠して皇帝の妃となった董胡。
お渡りの日、薄闇で見た皇帝の顔は、憧れの麗人「レイシ」にそっくりだった……。
動揺する董胡だが、王宮で、伍尭国の南都・朱雀から輿入れした朱璃姫と仲良くなり、徐々に居場所を見つけていく。

ある日、皇帝の「先読み」の力で、朱雀の地に謎の病が流行る、との先触れがあった。
董胡は薬膳師として勅命を受け、調査へ赴くことになったが、そこで思いもよらない出会いが――。

朱雀の地にはびこる、謎の病の原因は!?
謎の麗人・レイシの正体は、いったい誰なのか――。
物語が大きく動き出す! 壮麗な一人二役アジアンファンタジー絵巻。


イラスト:名司生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

40
菫胡のこれからが心配…なにか大事に巻き込まれる予感が…2022/11/08

よっち

32
ある日、皇帝の先読みの力で、朱雀の地に謎の病が流行るとの先触れがあり、董胡は薬膳師として勅命を受け調査へ赴く第二弾。性別を男子と偽って医学を学び、幼い頃に会った謎の麗人レイシの専属薬膳師になる夢を持ちながら、正体を隠して皇帝の后となっていた董胡が、調査に赴いた先で思わぬ再会を果たした師匠と兄弟子。玄武の后と侍女頭に専属医師の一人三役はなかなか忙しそうでしたけど、レイシの正体も明らかになる中、協力して朱雀の地にまん延する謎の病を解決してみせたのは見事でしたけど、終盤の急展開には波乱の予感しかしないですね…。2022/05/26

星々

28
皇帝の先読みの力で、朱雀の地に謎の病が流行る、との先触れが。董胡は薬膳師として勅命を受け、調査へ赴くが…。 新しい登場人物が増えて面白くなってきた。朱雀の姫の飾らない感じが好印象で、今後董胡と仲良くやっていけそう。 2023/12/09

はなりん

24
シリーズ第2弾。一人3役の董胡。妃、薬膳師、妃の筆頭侍女。危険な後宮でその秘密を知る人が一人もいない。レイシの為に真っ直ぐ突き進む董胡が危うくハラハラする。もう少し周りを頼ったらいいのになぁって思う。話の展開は面白いんだけど、仲間はいるんだけど、気の抜けない感じが読んでいてしんどい。兄弟子と再会したのと、朱雀陣営が味方になりそうなので、楽しくなって来たかなぁ。2022/10/01

うめきち

23
もう一気読み。三役がバレないところがかえって奇跡。しかも性別も秘密で隠し事多くて 大変。2022/12/25

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