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内容説明
私はヒトを、二度とガッカリさせないって決めてたんだ。/人々が閉じこもって暮らす、遠い未来の日本。女性の姿をした瀕死の地球の連絡を受け、太陽系の全惑星、準惑星と恒星、果てはブラックホールまでもが続々と集結。しかし地球の状態は改善されなかった。惑星達に接触した人間、S沢と及川は居住区の外側に何があるかを探るべく、茫漠とした地表をあてもなく突き進んでいく。地表に嵐が吹きすさぶ理由、人が外に出ていくことを拒むかのような武器群、そして、その先の地表にヒトやモノはあるのか。同時に、冥王星がもたらした「人間とは何か?」という問いへの解答には、タイムリミットが迫っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
22
地球の外を探索して今まで知らなかった事を知り、そして増えていく謎。漢字も含め、歴史は一切残さず切り捨てていくから、人類の過去に何があったのか紐解くのはかなり難しそう。案外、他の星が覚えていたりしないかしら。箱庭さえもいつか、収縮していきそう。2022/04/26
美周郎
7
いろいろがんばって喋った月と唐突に返事したカロンに不思議な感動を覚えた、人類の進歩し直しを読者もゆっくり見守ろう。2022/04/24
毎日が日曜日
7
★★★- 何だかよく分からなくなってきた。2022/04/24
YS-56
5
知らないことを求め続ける。箱庭が完成するその日まで。2022/04/24
おりひら
4
S沢や及川が、良い事言っている風なのに、結局のところ、訳が分からん状態は、変わらないわけで。今後、何が起こるのやら。冥王星が接近とか、天王星のサーフィンとか、絵的に面白い。あと、おまけマンガの10ページでクラシック音楽の歴史を解説が、解りやすくて面白いのがスゴかった。2022/05/12