内容説明
1577年6月、和睦が進んでいた織田家と本願寺に突如亀裂が入る。行方知れずだった教如が本願寺を占拠したのである。裏で手を引いている「何者か」の気配を感じつつも、静子は官軍として本願寺に向かう。7日間という制約にもひるまぬ奇策とは? 一方伊達家からは人質として「藤次郎(後の政宗)」が差し出され、静子のもとへ! 電話と最新兵器で北条家の牙城にいよいよ迫る勢いの15巻、ついに発売!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
25
石山本願寺の本拠地で挙兵の知らせがあり。静子が出陣をする事になった。そして、信仰を崩すために気球で空爆を行い、さらに本願寺の頭領が自身に矢玉は当たらないと豪語してる時に狙撃で手を撃ち抜いて仏罰が下ったと狂乱させ、外に出ようとした連中を大砲で撃ち殺して石山本願寺は陥落。その時に静子の義理の弟が静子の側から離れないので辟易する。そして、静子の本拠地に帰ると今度は伊達家から人質が来ることが決まる。後々に独眼竜政宗と呼ばれるお子様だった。彼は年齢の近い四六と仲良くなり、静子に母親の影を追う。2022/03/16
宇宙猫
13
★★★ 勝って当然なので、本能寺の変までの消化試合のよう。2024/04/07
TAMA
12
戦国自衛隊を持ち込みではなく知識で自作するパターン。よくここまで調べてここまで構築するすごいと思う。長く読むと飽きてしまうことが多いけれど数少ないもっと読みたいと思う本。だんだん静さんスーパーウーマンになって懐刀、ちょっと人間味が欲しいな2022/06/21
雪見だいふく
6
この巻でなろう連載の話のストックがほぼ無くなった様なので、作者様もお忙しいようだし、書き下ろし増やすとしても次巻発売までかなり空きそう…… 史実で本能寺の変が起きた年に近づいてきているから、静子さんが気にし始めている模様。 色んな面で歴史改変して来た静子さん達だけど、歴女の彼女だからこそか、史実とは違う要因で悲劇が起きないか気がかりなのかも。 さて、北条家絡みと毛利家絡みどういう展開で終結するのか。その先の展開含め作者神のみぞ知るところだけど…… 2022/11/22
史
5
維持を見せつけて、粋を見せつけて。2023/10/12