内容説明
年が明けて、1572（元亀3）年。平和なお正月を持て余すお市ファミリーとソリ遊びに興じる一方で、何やら画策をしている静子。
はりはり鍋やピザパーティ、マグロ祭りの開催に続き、マンゴーまで収穫？ しかも鶴姫が出産！
捕鯨の管理やスクリュー船、高炉のお披露目を控える中、いよいよ奇妙丸の初陣が決まる。ついに動き出す武田軍や、直江兼続まで登場と見どころ満載の第7巻。
織田徳川の連合軍VS戦国最強の武田軍。信長と静子、全てをかけた三方ヶ原の戦いが今始まる！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
武田家がまだまだ攻めてこない。 乱破は頻繁だけどね。。 そして、この作品は武田家の財政逼迫をしっかり調べられている。 そう、武田家は財政が逼迫していて訳の分からない税金が多数あり、生活が困窮して他領へ流れる流民を多く出していた。 その分、織田家は裕福で土地も肥沃。 経済では織田家が圧勝していたのを静子が更にブーストをかましたから天と地の差があるのに気が付けない武田家。 まさに、志村う〜し〜ろ〜！！状態。 決着は次巻かな？2019/12/01
こも 旧柏バカ一代
18
武田家を主とした織田包囲網。織田家の内情を調べて密かに準備をするが、織田信長の思惑はさらにその上を行く。そして、武田家の問題点。当主の権力の弱さと財政逼迫。金山を持っているが掘削する事が出来ないほど困窮。それで訳の分からない税金を諏訪の領民に多数かけて、領民は生活が困窮して他領へ流れ流民を多く出していた。 その分、織田家は静子主導の下。様々な産業を育て経済的に裕福。農産物も豊富で土地も肥沃。 それを背景に職業軍人を創り訓練に次ぐ訓練。そんな織田家に武田家が侵攻をかける。戦略的に負けてるのに、、2021/08/30
宇宙猫
11
★★★2022/10/04
TAMA
8
現代知識で生き延びる！なんかあまりにも専門的なクリエイト、ほかにも転生者いるからまあ。作家さん詳しく調べてるなあとか思う。静子さんもうデータバンク化してますがな。頭巾宰相とかね。経験と度胸が並みじゃない。でもその分最初のころの身近な感じがなくなってきた。ここで脱落かも2018/03/09
雪見だいふく
7
章タイトルにある戦いには今巻ではたどり着かず。 戦の準備もしているけど、他のことも色々手掛けていて、そちらのほうがメインの巻。2022/11/10
