内容説明
神鎮めの儀で命を落としたはずの二藍は生きていた。二藍の死を証言した綾芽はその二藍によって虚言の罪でとらえられ、幽閉されてしまう。何者かが二藍になりすましているのではないかと疑った綾芽は脱出すると、真相を知るであろう十櫛のもとへ行く。そこで十櫛は「殿下をお救いできるのは羅覇だけだ」と告げる。綾芽は禁苑の匳(くしげ)の岩山の洞窟に留め置かれた仇敵・羅覇を尚の大神の助けをかりて脱出させ二藍のいる斎庭(ゆにわ)へ連れて行く。そこで羅覇が綾芽に提案したのは二藍を殺すことだった……。
目次
第一章 亡き春宮の心をはかる
第二章 ふたりの王子の秘めごとの露となる
第三章 古き友に導かれ新しき縁を結ぶ
第四章 春宮妃、流れをあつめて道を拓く
第五章 春宮、焔のさきをゆく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
39
二藍のあまりにも過酷な人生を思うと、彼に対する彩芽や周囲の人たちの期待が酷すぎて辛い…二藍にはぜひとも幸せな未来を掴み取って欲しいなぁ。2022/05/16
よっち
38
神鎮めの儀で左腕を失い、命を落としたはずなのに生きていた二藍。彼が死んだと証言していた綾芽は、二藍によって虚言の罪でとらえられ幽閉されてしまう第五弾。何者かが二藍に成りすましているのではないかと疑う綾芽が、窮地にも諦めずに尚大神の助けを借りて脱獄して、仇敵だったはずの羅覇に協力を求める展開でしたけど、どこまでも真っ直ぐな綾芽の思いが皆に希望を抱かせて、諦めかけていた二藍の心をも大きく揺さぶりましたね。悩める二藍はどう決断するのか、綾芽も羅覇とともに八杷島に向かう新展開となりそうで次巻がとても楽しみですね。2022/01/06
あおでん@やさどく管理人
20
一歩間違えたら国が滅びかねない状況の中、今作で問われたのは「誰を信用するか」だろう。許せないことはある、それでも信用することを決断できる心の強さ。「お前にあの子が救えるのか?」と、さながら「もののけ姫」のような問いかけをされる綾芽だが、彼女の答えはもはやカッコ良いほど。次作も楽しみ…と思ったら、6作目は番外編らしい。2026/01/07
一五
12
薨じたけど死ねなかった二藍。共に生きると告げた綾芽。 ここが山かと思ったら、まだ先は長そうだな。尚大神が良くなってて、やりとりがなごむ2022/11/27
粋
10
一段落ついたとはいえ、まだまだ乗り越えないといけない問題が残っていますな。でも、今の綾芽と二藍、周りの人々なら大丈夫でしょう。しかし、二藍の陥っている状況がこうも役立つとは。そして、綾芽と尚のふれあいが和ませてくれる。2023/07/12
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