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内容説明
前科者と保護司のナマな物語。
「罪を犯してしまった」者や「道を踏み外した」者たち。
現代日本において再犯防止を考えるのは、必須の課題だ。
保護観察対象者の社会更生の支援をするのが、保護司である。
保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、
ボランティア。立場の弱い人間が抱える問題に、
主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。
この巻で佳代が担当するのは老人へのオレオレ詐欺の受け子をした男・岩本。
二十歳なのに人生にすっかりさめている。
一方、佳代への淡い気持ちに気づいたみどりは岩本と恋愛ごっこを始めるが
…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パンダプー
15
今回は感情移入しやすかった。保護司ってすごいよね。実の父が昔、定年退職後は保護司になりたいと言っていたが、父には無理だな。2021/05/28
かやは
3
本当に会話が良い作品。2024/09/28
直人
2
今巻の中心は「オレオレ詐欺」の受け子。 若干二十歳でありながら,生きることに意味を見いだせずにいる。 同じ境遇で育った人間が,すべて犯罪に走るという訳ではない──という台詞は,客観的な立場でものを観ることができる人間のもので,渦中にいる人間には「それがすべて」。 そして,みどりと佳代。 人生はままならない。2022/04/22
geki
2
今回は、特殊詐欺の青年。青年との関わりで、みどりちゃんの佳代ちゃんラブが明らかに。佳代の喜怒哀楽にこちらもシンクロしてしまう。一緒に悩み、一緒に笑う。ともに歩んでいる感じ。そんな佳代にみどりちゃんは、ラブなんだろう。2022/01/13
猫のママ
0
ちょっとバラバラした感じの巻だった。2022/05/27