内容説明
「心から」信じられるものがありますか? 信じられるものがあると、人は、強くなれる。260万人に読み継がれ、書き継がれる宝物! ――図書館に勤める杉岡正子は、日本に伝わる小人・コロボックルのことを描いた本『だれも知らない小さな国』に出会う。そして、「私が見たのはコロボックルかも」と著者に手紙を書いた。正子とコロボックルの関係は、驚くべき新しい出会いにつながる。心洗われるコロボックルワールド完結篇。<全6巻>
◎「コロボックル物語は、お守りであり、なぐさめであり、道しるべだった」<佐藤多佳子「解説」より>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
92
このシリーズに出逢えて良かった(´;ω;`)とっても素敵なお話でした。「もしかしたら本当にいつか会えるんじゃないか」と思わせてくれ、幸せな気持ちをたくさんプレゼントしてもらいました。大人になってからでしたが、充分に入り込んで読むことができ、本当に楽しかったです!2015/03/29
七色一味
61
読破。再読。佐藤さとるさんの手によるコロボックルシリーズの最終巻。全作を通読して感じられるのは、コロボックルと人間との関わりを綴った無限の環、だということ。その昔、せいたかさんを見出し、同時におちびさん(のちのママせんせい)を見出した彼らは、それをきっかけにするように、徐々に三角平地を飛び出し始めた。そんな中でマメ犬、おチャ公、タケルと巡りあいの環が広がり、コロボックルたちの生活も多様化を見せていく。そして今回。ひとりのコロボックルの娘がひとりの人間の女の子を見出す。(続く)2013/06/30
小梅
53
コロボックルシリーズ⑤2013/07/22
たか
46
『コロボックルシリーズ』第5巻。第1巻を読んだのは子供の頃で、特徴的なイラストと素敵なストーリーが印象に残っていた。最終巻を読んだのは大人になってからなので、子供の頃の感動がやや薄れてしまうのは残念。D評価2018/04/30
BlueBerry
43
とうとう終わってしまいました。この後スピンオフみたいな本があるのでそちらも読むつもりです。2013/09/20