時代小説文庫<br> 史記 武帝紀(三)

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時代小説文庫
史記 武帝紀(三)

  • 著者名:北方謙三【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 角川春樹事務所(2021/01発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758437646

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内容説明

中国・前漢の時代。武帝・劉徹の下、奴僕同然の身から大将軍へと昇りつめた衛青の活躍により、漢軍は河南の地に跋扈する匈奴を放逐する。さらに、その甥にあたる若き霍去病の猛攻で、匈奴に壊滅的な打撃を与えるのだった。一方、虎視眈々と反攻の期を待つ、匈奴の武将・頭屠。漢飛将軍と称えられながら、悲運に抗いきれぬ李広。英傑去りしとき、新たなる武才の輝きが増す――。北方版『史記』、風雲の第三巻。(解説・西上心太)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

344
瞬きする間に霍去病が…と唖然となる三巻。ここに来て李広の存在感が大きくなってきた…と思うと、蝋燭の消える前のなんちゃら。また、新世代への伏線でもある。衛青/李広/伊穉斜、それぞれが己の老いや限界と向き合い、帝もまた武将とは違う観点で惑い、焦燥を募らせる。そんな描写が無駄のない淡泊な文章で表され、対比となる霍去病/頭屠の輝きがピークに達する。頭屠の存在は、霍去病のカウンターというよりも、もし霍去病が…という願望を作者が反映させているようにも感じる。そしていよいよ次巻からが史記本番。楽しみ。2018/11/15

ehirano1

85
「・・・競うというより、争いながら、出世しようとする者ばかりだ(p275)」。綺麗ごとかもしれませんが健全な競争であってほしいですよね、と思って自分が書いた「競争」と云う字に違和感を感じました。そう、「競」と「争」。相互に意味は異なります。どうすりゃいいのコレ?2020/06/14

ehirano1

80
「道理を前面に出した者、誰も話はしたくない。あらゆるものを論破できるから、道理なのだ。そして、実際に道理で解決できる問題など、悲しいほど少ない」。これを20数年前の当方に聞かせてあげたいです・・・・・。2020/03/07

優希

66
漢と匈奴のぶつかり合いは第一部のクライマックスという感じでした。勝つか負けるか、どちらも力劣ることがありません。ダイナミックな展開でありながら人が死んでいきます。霍去病が消えゆくことは分かっていたけれど突然すぎて驚かされました。史実だから仕方ないと受け止めるしかないですね。爽快な雰囲気に暗雲が立ちこめて来たような。権力に蝕まれる劉徹、世代交代の予感。新たな風を感じずにはいられません。2015/02/09

baba

39
衛青や霍去病の侵攻で匈奴は単干庭を漠北まで移さざるを得なかった。李広将軍は日時に間に合わず、自裁する。輝かしい勝利ではあるが、武帝劉徹は異議を唱える者もいなくなり、霍去病の急逝に暗雲が感じられる。そんな中、李陵や蘇武の若い人材が台頭してきて楽しみ。2022/05/31

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