時代小説文庫<br> 史記 武帝紀(七)

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時代小説文庫
史記 武帝紀(七)

  • 著者名:北方謙三【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 角川春樹事務所(2021/05発売)
  • もうすぐ立春!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/30)
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  • ISBN:9784758438155

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内容説明

前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

341
ついに完結。蘇武と李稜の絆も熱いが、最後の最後に武帝が全部持っていった感がすごい。そうか、桑弘羊がキーマンだったのか。この二人の会話、ラスト付近の桑弘羊の振る舞い、もうこれが蘇武&李稜を消し飛ばす勢いでぐっとくる。あそこまでとち狂った帝の姿をさらしておきながら、こういう着地に持っていけることが素直に感動した。かなり余韻が良く、全七巻読み終えたことに大満足。司馬遷も最後はだいぶ角がとれて達観した感じ。漢も匈奴も全方位ほんわか纏まった。『三国志』『水滸伝』あたりはこれよりさらに面白いのか…と期待。2018/11/28

レアル

96
終わってしまったぁ。大満足の北方氏『史記』。さすが戦いの記述はこちらの方が面白いし男の描写がかっこ良い。あの「訳の分からない漢文」(笑)をこれほどまで面白く描く北方氏に脱帽。2014/04/28

ehirano1

90
#終に最終巻。#どいつもこいつもハードボイルドでカッコ良過ぎる。#信じてもいないことをやれば、疲労は激しくなる。#桑弘羊、強烈なダメ出しをくらう。#民が幸福と思うことが、即ち力ではないのか。#在るものを楽しんで生きる。#漢と匈奴というのも、もしかすると仲の悪い兄弟だという気がする。#ともに生きた時があることだけを、いまは喜ぼう。*感無量の読書と疑似体験をありがとう、ホントにありがとう。*男達と時間を共有できたことを心底感謝、またいつの日か。2019/02/02

sin

81
オトコ達が美化されすぎている気もしないではないが…。さて中国の歴史書は竹簡に記されその内容は勿論漢文であり記述はまさしく記録(レコード)として極限までそぎ落とされた簡潔な文章で出来ているという。読者はその行間から出来事を読み取る。一転して作者の史記はその行間から人物を表出した作品なのではないだろうか?だから登場人物の一人一人が際立って現れてくるのだろう。そして作者が最も描きたかったオトコが李陵なのではないだろうか?作品の結びに李陵の舞う姿を置いた作者の史記はこの一点に集約されて輝いている。2014/04/24

優希

61
とうとう最終巻です。淡々としているのに熱さを感じました。長かった劉徹の治世も死によって幕を閉じます。国の主が亡くなっても、時は流れ、新たな世代が引き継いで行くんだとしみじみさせられました。歴史の壮大さと人の儚さを見たような気がします。時代を彩る男の生き様が格好良かったです。そしてまた歴史は続いていく。感動しますね。2015/02/11

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