文春文庫<br> 杜若艶姿 酔いどれ小籐次(十二)決定版

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文春文庫
杜若艶姿 酔いどれ小籐次(十二)決定版

  • 著者名:佐伯泰英【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167908539

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内容説明

当代きっての立女形と小籐次が夢の競演! 決定版第12弾
人気女形・岩井半四郎から芝居見物に誘われた小籐次は束の間の平穏を味わっていたが、思いがけず誘拐事件の賊の居所を突き止める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

97
久しぶりにこのシリーズに戻りました。歌舞伎を見物することになり、さまざまな人物が見物することになって、それが江戸の「読売」に出されて有名な上にさらに有名になり、またむかしの藩の絡みで付け狙われる事になります。紙問屋の小僧が芝居がらみで失敗をしてしまい一からやり直す話も書かれていて楽しめました。2018/03/05

kazukitti

4
んーそろそろやっぱり気になり始めたのは、ライバルとか強敵の不在かなぁ。磐音は一応田沼意次いたけど剣は無双だったし、他のシリーズもそうなんだよね。やっぱ鎬を削るようなライバルか、主人公を死地に追い込むような敵がいないとシリーズ重ねる毎に主人公の剣劇シーンがテンプレになっちゃうんだよね。まー言うたら悪い意味でのテレビ時代劇というか。もっとも主な読者層がソレを望んでないからってのも実際はあるのかもね。昭和のおっさんの夢芝居時代劇というかw 市井もの人情ものではないんだよね、小藤次の武力で事件の解決してんだから。2018/04/27

Masashi Matsuba

4
歌舞伎の女形、岩井半四郎の招待を受けた小籐次とおりょう。相変わらずのぎくしゃくした両人の関係も、人を引き込む魅力も相変わらずの小籐次。益々脂が乗ってきた決定版は面白い。2017/06/21

ニッキー

3
決定版を再読。やはり江戸時代はいい。文春の最新号(2017・6)で細川元総理も江戸時代の日にへ戻れと書いている。 おりょうとの仲も順調に進展。今回はそれに歌舞伎が絡んでくる。 子供の頃、難波の歌舞伎座に付き合わされるのが嫌だった。 何を言ってるか、さっぱり分からない。異次元の空間でしたね。2017/05/12

jupiter68

2
とうとう12巻まできたか。今回は、芝居に招待されるような内容になっている。まあさまざまな要素を入れて物語が進んでいく。おじさんというかおじいさんのヒーロー、それもハリウッド映画のような完全無欠のヒーロー小藤次。頼もしくもあり、ちょっと弱さもあっていい気がするが、、、。2025/05/15

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