内容説明
超豪華作家陣が紡ぐ、『彼ら』の多様な軌跡。
青春群像小説の金字塔「俺ガイル」がついに完結!
9年の軌跡とアニメ3期の放映を祝し、アンソロジー4冊を2か月連続刊行。
本作は、一色いろはをはじめとする俺ガイルの様々なキャラクターに焦点を当てた短編とイラストを収録。
平塚静、戸塚彩加、川崎沙希、葉山隼人らをはじめとしたオールスターが集結!
エナミカツミ、えれっと、ななせめるち、U35、ももこ、うかみといった大人気イラストレーターと、石川博品、王 雀孫、川岸殴魚、境田吉孝、さがら 総、天津 向など超豪華作家陣が参加!! 夢のコラボが実現しました。
さらに、ぽんかん(8)と渡 航の原作コンビも参加。本作にあてた完全書き下ろし作品も収録!
ここでしか読めない、珠玉の物語!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
俺ガイルを絡めたもうひとつのオリジナルストーリーに、登場人物たちが描く迷走気味なリレー小説、自信喪失した葉山の迷走、八幡と材木座による平塚先生婚活プロデュース、成長した戸塚と材木座の再会、川崎と八幡の誕生日プレゼント選びなどが描かれたアンソロジー第四弾で、冒頭の石川博品先生のは読者目線のちょっと切ないエピソードでなかなか印象的でしたね。最後も駆け引きめいたものが垣間見えるゆきのんとガハマさんがいて、それに絡むいろはすとか小町も意外と大変そうでしたけど、それに振り回される八幡は相変わらずでほっとしました。 2020/04/17
ツバサ
21
全体的に濃い話ばかりで、まさにオールスターズ。石川先生の話は読者に寄り添った内容で、こんな話ある?と思うくらい個性的で惹き込まれました。さがら総先生の話は作者らしい苦さが素晴らしかったです。渡航先生の書き下ろしはいろはすファン歓喜の内容でした。2020/04/20
Mu@芒羊會
15
アンソロジー4つの中で一番好き。特に第一話が『俺ガイル』を読んでいる読者の青年を主人公とした物語でこんな書き方もあるんだと驚かされた。内容がまた時々の俺ガイルに触れながら彼の人生や好きだった人に対する想いを描いていて読者みんなの人生に寄り添った物語だと思った。そこがすごく刺さった。二話目のそれぞれのキャラの個性が出たリレー小説も良かったし10年後の戸塚の話もすごく苦しくてやるせないんだけど最後前向きになれたのがよかった。渡先生の話はいろはす祭り。彼女のなぜか許せてしまうアザトかわいさがやっぱり良いなあ2020/10/26
TERU
15
4冊目にして1番アンソロ感あって、更に面白い話が多かった。やはり石川博品は、別次元だった。 このアンソロジーシリーズは、4がオススメ、次に1。2、3はそんなでした。2020/09/19
ENTER
14
戸塚に、川崎に、材木座に・・・、なんといっても平塚先生が全部持っていったよなぁ・・・。そんな感想。2023/01/28