角川文庫<br> 新訳 ドリトル先生航海記

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角川文庫
新訳 ドリトル先生航海記

  • ISBN:9784041087909

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内容説明

やったぜ! 映画化!!
『ドクター・ドリトル』2020年3月20日全国ロードショー!!
第2回ニューベリー賞受賞。巨大カタツムリも登場する第2弾!
【動物と話せるお医者さんのびっくりゆかいな大冒険!新訳&挿絵付】
装画・挿絵:ももろ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の漢字表記や表現を大人向けに加筆修正し、全ての漢字にふられていたルビを最低限にまでへらしたものです。

●あらすじ
動物と話せるお医者さん、ドリトル先生。博物学者でもある先生は、世界中を探検する。
今回は、海をぷかぷか流されていくクモザル島をめざす船の旅。
助手のトミー少年やおなじみの動物たちと、謎の大学者ロング・アローを捜すことに。
世にもめずらしいカブトムシも大発見!?
裁判でブルドッグの証言を通訳したり、巨大カタツムリと海底旅行したりと、ゆかいなお話が目白押し。
新訳シリーズ第2弾!

●この本に登場する人間と動物たち
・ドリトル先生
動物と話せるお医者さんで、博物学者。世界じゅうを旅している。

・トミー・スタビンズ(ぼく)
靴屋の息子。年は9歳半。おうちが貧乏なので学校に通えない。

・バンポ王子
アフリカの王子。イギリスのオックスフォード大学に留学中。

・ポリネシア
物知りのおばあちゃんオウム。ドリトル先生に、動物のことばを教えた。

・ジップ
とんでもなく鼻がきくオス犬。先生のおうちの番犬。

・ダブダブ
おかあさんみたいに先生を世話するアヒル。いつも先生の心配ばかり。

・チーチー
アフリカからやってきたオスのサル。ドリトル先生の昔のお友だち。

・ミランダ
ムラサキ極楽鳥。おしゃれできれいなおねえさん。

・ロング・アロー
クモザル島に消えた、なぞの大博物学者。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葵@晴読雨読

22
面白かった!ドリトル先生達の冒険にワクワクドキドキしました!2021/03/06

SHIN

17
トミー・スタビンズ9歳が、オウムのポリネシアにドリトル先生について相談している様子がしんみりきた。本書では、先生が発言された〝いったん引き受けてしまったら、その責任はほうり出せない〟のとおり、動物達が演奏したり、闘牛と打合わせしたりする様子が真剣そのものだった。2022/05/04

パット長月

9
前作よりずっと面白い。実はちょっと前に、新潮の新訳版を読み始めて、余りの退屈さに途中で放り投げてしまったが、角川版の新訳は(次々にページをめくりたくなる、といった状態ではなかったが)少なくとも最後まで飽きずに読了した。翻訳家として、やはりプロとアマ?の差は大きい、と改めて感じた次第。それにしても終盤の展開には、(前作のように人種差別がどうのという話ではなく)いかにも書かれた当時に支配的だった雰囲気を感じ、興味深いものがあった。2020/06/11

中島直人

5
(図書館)子供の時に読んで以来の再読。懐かしく楽しく読めた。あと、表面的な言葉狩りに関する後書きが、凄く印象に残った。注意喚起すると共に原作を出来る限り残すという姿勢に賛成。2022/03/09

himico

3
★★★★☆(3.7)次から次に起こるハプニングと仲間たちの奮闘ぶりに息つく暇もありません。子どもならワクワクして読むことでしょう。「アフリカへ行く」に続いて読みましたが、こちらの方が中身が濃いです。本当にあれもこれもと、ドキドキワクワクが詰め込まれています。航海記となっていますが、航海そのものより、航海に出るまで、寄り道の国・行き着いた島でのことがメインです。当時の人種差別だったり、文化の違いについては気になりません。そういう時代だったと受け止めればいいだけです。それも含めての児童文学ではないでしょうか。2021/09/29

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