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内容説明
男女三人ぶらり鳥取。大人が自由を掴む旅!
独り暮らしの岸和田弘は退職後、時間を持て余し
「見守りボランティア」を始める。
認知症の酒巻紀子の自宅訪問をするようになるが、
彼女が突然「本当は呆けていない」と驚きの告白。
紀子に誘われ、降るような星を見るために鳥取へと
秘密の旅に出る。
二人は旅先で、自殺志願の若い女・有里を救い、
温泉に美食に昔の恋人探訪に…と奇妙な三人旅が始まって…!?
表題作の他、兄の妻との禁断の関係を描き
雑誌掲載時に話題を呼んだ「星クズの町」を収録。
自分も知らない本当の自分には、年を重ねてから
出会えることもある。そんな眩しい瞬間をとらえた一冊です!
鳥取の観光スポットも多数登場!
旅気分も味わえる、『黄昏流星群』史上初となる
“ご当地ロードムービー”シリーズ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
17
「星取る丘」がいい。見守りボランティアとして訪ねた先で、認知症の年上女性と出会う主人公。そこで恋に落ちるのは定番の展開。しかし、旅行先で自殺志望の女性と知り合い、さらには若い頃の淡い恋情の想い出まで盛り込むとは思いもしなかった。それぞれのエピソードにきちんと意味があり、物語と、そして主題を深めている。2020/01/04
fumikaze
7
スッキリした読後感。こういう見守りのバイト(ボランティア?)も良いかもしれないけど、人間が相手だから相手次第だろう。それにしてもお金がある人は余裕がある。(お金が欲しい)2020/01/07
fumikaze
3
この著者のベッドシーンは苦手。2024/02/13
TaHi
1
高齢化社会。見守りボランティアというのがある。定年退職し暇な余生を過ごす主人公はそのボランティアを始める。そこで、巡り合ったヒトと束の間の鳥取旅行で、これまでの人生で蟠りとなっていた事が解されていく。良いお話でした。