文春文庫<br> アンの青春

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文春文庫
アンの青春

  • ISBN:9784167913595

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内容説明

日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第2巻。

アン16歳、美しいプリンス・エドワード島で教師になる。

ギルバートとアヴォンリー村の改善協会を作り、マリラが引きとった双子をグリーン・ゲイブルズで育て、夢にむかって誠実に生きる。

新しい友ミス・ラヴェンダーの恋と結婚、「腹心の友」ダイアナの婚約、アンの新たな旅立ち……。

幸せな生き方をさわやかに描く、青春と希望の第2巻!

アンが語る幸せな生き方
「一番幸せで心楽しい暮らしとは、華やかなこと、驚くようなこと、胸ときめくようなことが起きる日々ではなく、さりげない小さな喜びをもたらす一日が、今日、明日としずかに続いていくことなのね、まるで小さな真珠が、一つ、また一つと、糸からすべり出て行くように」
本書第19章より。


特徴1 日本初の全文訳
米国詩人ホィティアーの詩「丘のふところにて」に始まり、米国詩人ロングフェローが過ぎ去りし青春を追想する一節「遠い遠い想い」をアンが語る章に終わる、日本初の全文訳。
大人の心豊かな読書にいざなう文学の全容。

特徴2 巻末訳註付
作中に引用されるシェイクスピア劇と英米詩の古典、聖書の名句、主にスコットランド系カナダ人からなる登場人物の民俗、19世紀カナダの料理・菓子・手芸、暮らし、草花、プリンス・エドワード島の歴史、地理、社会、キリスト教、ケルトとアーサー王伝説など、全30章から257項目について、巻末訳註でくわしく解説。

特徴3 口絵写真と地図
プリンス・エドワード島で撮影した本作ゆかりの写真9点。カナダ東海岸と島の地図。

特徴4 あとがき
本作『アンの青春』を執筆中のモンゴメリ33歳の日記、作品の鑑賞、原題の意味などを紹介する訳者あとがき。

松本訳の旧訳の訳文と訳註を改訂した新訳! すがすがしい青春、2年間の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

76
マリラが引き取った双子、デイヴィとドーラは六歳。偶然にも我が子と同じ年齢なので重ね合わさずにはいられませんでした。次から次へと突拍子もない発言、いたずらをするデイヴィは、うちの息子そっくり。大人の言いつけをきちんと守る良い子のドーラよりも、デイヴィを愛さずにいられないアンとマリラの気持ちは痛いほどよく分かります。また電話がない時代の悠長な連絡方法だからこそ生まれた行き違い、偶然の出会いには驚かされました。不便さも楽しむ心の余裕には憧れを感じます。2020/10/18

baba

50
子どもの頃、没頭して読んだアンシリーズ。松本侑子さんの訳を新鮮にそして懐かしく読む。アンの16歳から18歳に教師としてアヴォンリーで過ごした日々を描く。住民の古い考えとアンの若い感覚、引き取った双子の子どもたちの様子がアンの成長と共に温かく描かれる楽しい。2021/03/02

あたびー

47
マシュウが亡くなり、アンのアヴォンリーでの教師生活が始まる中、母親を亡くした双子を引き取る決心をしたマリラ。それだけではなく寡婦となったリンド夫人をグリーンゲイブルズに迎えるなど、この巻のマリラの生活の変化は劇的だ。主役はアンなのだが、やはり年齢が近いマリラの行動や気持ちの動きに共感を覚える。この後はアンが大学へ進み、次第にグリーンゲイブルズの暮らしからは離れて行くためにマリラの出番は少なくなっていくけれども、この真面目一辺倒の皮膚の下にユーモアを湛えた女性がやはりとても好きだ。2024/01/26

Ryuko

39
教師として働き始めるアン、16歳から18歳までの物語。ミス・ラヴェンダーのロマンスに心ときめかせるも、ダイアナとフレッドとの恋愛には「所詮はフレッド・ライトじゃないの」と毒づくアン。まだ本当の恋愛を知らないアンがほほえましい。次は「アンの愛情」を読む。ダイアナに先を越されたアンだが、次巻では、本当の愛を知ることになるのだろうな。楽しみなようなさみしいような。2020/06/25

Hiro

31
日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ第2巻。アンは家計を助けるためにアボンリーで教師として働き始める。双子の孤児など、魅力的な新キャラクターも登場。ダイアナとの友情やギルバートとの関係など、読む手が止まらない。いつでも夢に向かって誠実に生きるアンを応援したくなる。途中で飽きる可能性があったので、第3巻までしか購入していない。そろそろ残りを買うかー。訳註がとても興味深く、栞が2枚必要。2025/07/04

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