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内容説明
代役専門の天才役者にして大泥棒の七色いんこの活躍を描く演劇コメディ! 仕事でドジを踏んで、悪者に追われてアジトに逃げ込んだ七色いんこのもとに奇妙な犬が訪れた。犬のくせに一端に演技をし、しつこくいんこにまとわりつく犬は、なにかをいんこに伝えたそうにしているが…本作のマスコットキャラ・玉サブローの初登場「幕間」ほか、6編を収録。(演劇解説 西村博子/辻真先/辻啓子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nyah
8
お芝居する犬出てきた2020/02/16
FK
1
第5話シラノ・ド・ベルジュラックの中で、かつての名優に言わせている。 「天才的にうまい役者だが個性がないのだ。やたらといろんな名優の名演技をつぎはぎしているようで...つまり自分のものがないんだ」(P.165) ということで題名の「いんこ」というのが出てくるのだろう。なまじ器用にできることからくる不幸としか言いようがない。世の中には結構このような人がいる。器用貧乏とでも言おうか。2016/05/01
かお
1
ドゴーを待ちわびてが泣けた。2013/06/27
うにこ
0
古典劇を中心にあつかっているのがこのましい。モダンな戯曲も今やすっかりオールドモダンの趣。2009/10/07
AiN
0
『幕間(まくあい)』『検察官』ゴーゴリ『じゃじゃ馬ならし』シェイクスピア『ドゴーを待ちながら』サミュエル・ベケット『シラノ・ド・ベルジュラック』エドモン・ロスタン『彦市ばなし』木下順二2018/10/16