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内容説明
代役専門の天才役者にして大泥棒の七色いんこの活躍を描く演劇コメディ！ ある日七色いんこの目の前に突如現れた奇妙な鞄！ ふるぼけ、薄汚れたそれから出てきたのは、「お前のホンネだ」と名乗る怪生物だった！ この「ホンネ」に付きまとわれたまま、いんこは安倍公房の「棒になった男」に出演するが…「棒になった男」他７編を収録。（演劇解説 西村博子／辻啓子）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nyah
8
棒になった男の代役はカバン。あと実はいんこはいい奴。2020/02/18
FK
1
動物と子役には勝てない、というのはドラマだけではなく、この漫画の世界でもそうなのかもしれない。犬の「玉サブロー」には参らさせれる。それと手塚の描く動物は特に色っぽいのだ。笑わせられ、ホロリとさせられる。 あとお転婆な千里刑事が［ピグマリオン］のイライザの様なことをしたり、七色いんこが盗んだものが偽物の宝石だったりする［三文オペラ］では、おちに「二束三文」をかけてたりと楽しませてくれる。 2016/05/04
ＡiＮ
0
『棒になった男』安部公房『セールスマンの死』アーサー・ミラー『タルチュフ』モリエール『ピグマリオン』バーナード・ショー『靱猿（うつぼざる）』玄恵法印（げんえほういん）『森は生きている』マルシャーク『三文オペラ』ベルトルト・ブレヒト2018/10/18
