講談社文庫 赤い刀身 公家武者 信平（六）

著者名：佐々木裕一【著】

講談社（2019/08発売）

• ISBN：9784065155660

内容説明

信平を美しい公家の姫が訪ねる。客間に籠もり夜更けまで話し込む二人の関係を心配する妻の松姫。幼馴染の信平を頼り、ひとり京から江戸に来た女・西園寺薫に何があったのか？　愛息・福千代の元服と将軍・家綱への拝謁を控え、緊迫した空気が漂う松平家。どこからでも読めるエンタメ度満点の大人気時代小説、第６弾。【実在の「公家武者」松平信平】1636年、公家としては最高の家格の鷹司家に生まれる。15歳で江戸へ下り、徳川家光から歓迎され武士となる。徳川家綱の計らいで紀州徳川家の娘・松姫と契りを交わし、それから松平家を称した。

感想・レビュー

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[やま]

公家武者松平信平シリーズの22作目「公家武者 信平」（第二期）シリーズの6作目。 2019.08発行。字の大きさは…小。 3代将軍・家光の正室・鷹司孝子の弟・鷹司信平が姉を頼り江戸に下り武家となり、悪党を退治する。 この度の活躍により、宇治の地に6百石の加増となり3千石となる。まだ1万石の大名までには、まだまだ遠い。 福千代が元服し名を信政と改め、信平の剣の師匠・道謙の元で修行をすることとなる。信政は、京へ立つまでに伊那姫に、笛を聞かせる事が出来るのか(⌒-⌒)ﾆｺﾆｺ...

2019/09/27

[むつこ]

今回は松姫や福千代がたくさん出てきて家族愛を感じ嬉しいけれど、活劇が少なくて物足りない（・・・複雑）

2019/12/02

[ベルるるる]

福千代が京の道謙の元に修行の旅へ。

2020/01/29

[夜の女王]

「幼馴染」京から信平を頼って来た美人の幼馴染。長時間二人きりで部屋にこもり切り。松姫は気が気じゃない(笑)が、思い人が別にいると知って、急に世話好きに。大名の跡取りと公家のお姫様のおとぎ話。「濡れ衣」藩命で脱藩した友人を切らねばならなかった男。が、友人ともどもはめられたと知り、信平が解決に乗り出す。定番の時代劇。「赤い刀身」夜な夜な出没する辻斬り。その辻斬りを退治する謎の辻斬り。同時に江戸の裏店では行方不明者が頻発。そのつながりは？福千代は元服して信政と名乗り、京の道謙の元へ修行に旅立つことになった。

2020/04/06

[一五]

辻斬りは、悪い奴の金儲けのネタ。福千代 元服して信政となり、京へ旅立つ。鶯色の鞘の狐丸舞う。

2020/10/07