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内容説明
18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ヴェルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀬谷
33
ベルタンの性格と仕事に対する姿勢が素敵。歴史モノだけど残念ながら知らない人物だったので調べてみるきっかけになったし、マンガの間にある雑学もためになった。 パリの雰囲気も楽しく、ドレスやカラーイラストも絢爛で読み応えがあった。デュ・バリー夫人やマリー・アントワネットなど有名人も出てきて、これからの展開にも期待。2020/10/03
こも 旧柏バカ一代
23
市民革命直前の腐敗しまくったフランスのルイ王朝。その最後の王妃、マリー・アントワネットお抱えの針子、仕立て屋の話らしい。田舎で髪結、仕立て屋で働いていたローズ。男に媚びない彼女は己の腕だけで生きて行くと思っており。パリへと上京して仕立て屋で針子として働いていたら。娼婦のようなパリ1番の仕立て屋の服を仕立てようとパリの暗部、娼婦の格好を確認していたら、ローズを娼婦と勘違いした男が絡んできた。2024/01/13
ぽてちゅう
18
立ち読み。ベルばらのあの人がこの人?先入観を捨てよう。1766年フランス。数少ない女性の職業の一つ「仕立て屋」。確かな運針と完璧な縫製。努力に裏付けされた自信。ないものねだりはしない。チャンスを引き寄せる強烈な野心。細腕一本で道を切り拓きのし上がった、元祖ファッションデザイナー、ローズ・ベルタン。王妃マリーアントワネットより厳しいファッション眼を持った女性読者を納得させるドレスを作ることができるのか?さあ「仕事しよ。」2019/08/10
manamuse
17
アマプラの無料お試しが終わるから何か読んでおくか…って感じで選んだが、なかなか面白いわね。女の確執やパリのお洒落が上手く組み込まれてる。2巻も読んでみるかな。2022/08/10
ふじ
17
昨年のマリーアントワネットから、個人的18世紀フランスブームが続いています。今作はファッションブームを生み出し、アントワネットの首を絞めたベルタンが主人公。また知らない面からこの時代が知れそうで楽しみ。続きも読みたい。2021/02/11