集英社コバルト文庫 盗まれたガーディアン・プリンセス

著者名：花衣沙久羅【著】/早瀬あきら【イラストレーター】

集英社（2019/06発売）

• ISBN：9784086011150

内容説明

昼は社交界でも評判の美貌の侯爵令嬢、夜は弱きを助ける義賊「ガーディアン・プリンセス」。二つの顔を持つヴィヴィアンは、大怪盗バロンと恋に落ちていた。望まぬ婚約を強いられるヴィヴィアンに、バロンは「必ずお前を盗み出す」と約束するのだが!?　一方、「依頼」のために潜入したいかがわしい一角でヴィヴィアンが…。愛する人の危機に、社交界一の伊達男ジェラルド・ムーアが動き出す！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もみち]

【図書館】愛の逃避行。ヴィヴィアンは盲目だけど、バロンはちゃんと考えてそう。娼婦に扮したヴィヴィアン。気づかないふりして、やっちゃえジェラルド！ って思っちゃいました。

2016/12/08

[punto]

二巻目。お盆で実家に帰ったので、すごく久しぶりに再読。ギース伯爵とかすっかり忘れていた。摂政時代のイギリスが舞台。怪盗あり、一人二役あり、といろいろ詰め込まれたお話だけど、初めて読んだときに好きだったものって結構ずっと好きなものだ。

2025/08/15

[まりい]

とにかく甘いロマンスの世界に浸りたい、そんなときにぴったりの一冊です。第一話の終盤、ヘリオトロープの花畑でのラブシーンが詩的で美しく、印象に残っています。早瀬さんのイラストも可愛らしいなかに不思議と艶があってすてきでした。

2012/10/13

[ぱん]

そんな場所に出入りしてはダメでしょう。と思いましたが、ヒーロー参上でよかったです。

2010/07/05

[もみち]

【honto】再読。望まぬ結婚をするくらいなら私を盗み出して――ヴィヴィアンはそう懇願する。その難しさに躊躇するバロンだったが……えっ、もう盗んじゃったの!?

2023/11/29