オーバーラップ文庫 現実主義勇者の王国再建記 10

著者名：どぜう丸【著者】/冬ゆき【イラスト】

オーバーラップ（2019/06発売）

• ISBN：9784865545111

内容説明

「今日この日より、私はこのフリードニア王国の正式な国王となる」
東方諸国連合から帰還して一息ついたソーマに、暫定国王から真の国王になるための戴冠式が迫っていた。
日を同じくしてソーマと婚約者たちの婚礼の儀が執り行われることで、王都はかつてない活気を帯び始め――!?
一方でソーマは自身の婚礼を機に、臣下にも結婚式を挙げるよう勧めていた。
既に結婚を決めている者、夫婦になる覚悟ができていない者、自身の恋心に気づいていない者――それぞれの事情を抱える臣下をソーマは憂慮していて……!?
革新的な異世界内政ファンタジー、第10巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

東方諸国連合から帰還したソーマが迎える暫定国王から真の国王になるための戴冠式。ソーマと婚約者たちの婚礼の儀に合わせて臣下にも結婚式を挙げるよう勧める第十弾。暫定国王になってからいろいろあり過ぎて長かった感もありましたけど、すっかり家族になった婚約者それぞれとも仲良しでようやくという感じですかね。合わせてポンチョやハルバート、ルドウィンやクーたち、なかなかくっつかなかったカップルたちの結婚にいたるエピソードもじっくりと描かれていてお腹いっぱいになりました（苦笑）番外編のエリシャのエピソードも良かったです。

2019/06/23

[こも 旧柏バカ一代]

ポンチョ良かった！結婚おめでとう！！って終わるのかと思ったら第2部が終わっただけだった。 いやはや良かった良かった。番外編は妃の独白だった。

2019/06/27

[dorimusi]

図書館本 みんなまとめて結婚。石塚も結婚か。しかしどいつもこいつも重婚だな。あとやっと戴冠式。10巻までかかるとは。 でも正直一番よかったのは前王妃の短編でした。

2022/03/26

[真白優樹]

東方から帰国したソーマが真の国王となる中、ソーマの臣下達も変化の時を迎える今巻。―――貴方と共にどこまでも、それが私の願いだから。　あれだけ色々やってたけどそう言えばまだ即位してなかった、そんな今まで忘れていたかもしれぬ事実がちょっとした驚きを齎す、物語が一つの節目を迎える今巻。　ソーマと姫達は真の意味で結ばれ、彼の周りを囲む者達も伴侶を得、一歩前へ進んでく。そんな幸せ一杯の様子が眩しい、幸せが満ちている巻である。一つの節目を越えるも世界に名を上げた風は止まず。次の動乱とは一体。 次巻も須らく期待である。

2019/06/25

[ダック]

ストーリー的には少し休憩だったような印象でした。そろそろ最新刊が近くなってきたので、このペースで読めないかと思うと少し残念です

2020/08/20