男の隠れ家 特別編集 松方コレクションのすべて

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男の隠れ家 特別編集 松方コレクションのすべて

  • 著者名:三栄書房
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 三栄書房(2019/05発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784779639142

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内容説明

■見どころ:
日本に西洋美術を──実業家・松方幸次郎の夢とは

■目次:
目次
松方コレクションのすべて
【巻頭特別寄稿】まぼろしの美術館
【巻頭グラビア】原寸大で楽しむ 名画鑑賞
【インタビュー&グラビア】国立西洋美術館 60年の歩みと松方コレクション
【第一特集】松方コレクション展 絶対に見逃せない作品13選
01《睡蓮》 クロード・モネ
02《睡蓮、柳の反映》 クロード・モネ
03《考える人》 オーギュスト・ロダン
04《あひるの子》 ジョン・エヴァリット・ミレイ
05《愛の杯》 ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
06《羊の毛刈り》 ジョヴァンニ・セガンティーニ
07《自画像》 エドゥアール・マネ
08《マネとマネ夫人像》 エドガー・ドガ
09《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》 ピエール=オーギュスト・ルノワール
10 《アルルの寝室》 フィンセント・ファン・ゴッホ
11 《扇のある静物》 ポール・ゴーギャン
12 《墓地のブルターニュの女たち》 リュシアン・シモン
13 《長椅子に座る女》 アンリ・マティス
Column 2人の画家たち ギュスターヴ×ギュスターヴ/ポール×ポール
 幸次郎と同時代に活動した19世紀のアートコレクターたち
【第二特集】実業家とコレクター2つの顔を持つ男 松方幸次郎
50歳からの松方幸次郎
〈系譜〉松方一族の華麗なる系譜
〈インタビュー〉幸次郎が生きた時代
〈年譜〉波乱万丈 松方幸次郎84年の生涯
松方幸次郎の華麗なる生涯
Column 神戸から世界に雄飛した松方幸次郎と金子直吉
 松方幸次郎と孫文─幸次郎の複雑な心中─
【第三特集】散逸した松方コレクション
約8000点の浮世絵を収集した宝石商アンリ・ヴェヴェール
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奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

71
国立西洋美術館誕生のきっかけとなった松方幸次郎の収集した絵画をはじめとする美術品。その作品と松方氏の数奇な運命。原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」を読んで、国立西洋美術館で松方コレクション展を鑑賞、からのこの本。松方氏の商才と美術品収集にかけられた桁外れの財力に驚かされる。モネの「睡蓮」の花の部分の原寸大写真とか見ると、絵の具をばばばっと載せた感じが、ああたしかにこれは現代アートって感じするなあ、最初なかなか受け入れられなかったの分かるなあとも思った。 →2019/09/28

アキ

57
松方幸次郎という人物は日本の西洋美術史に欠かせない人物。松方コレクションとして知られる国立西洋美術館の基礎となる作品を収集したとされるが、実際は逆。松方コレクションをフランスから日本に戦後返還されるのにあたりそれに相応しい美術館を作るのが返還の条件であった。ル・コルビジェとその弟子がそのために国立西洋美術館を作り、1959年完成し、作品か収蔵された。彼がどのように絵画を収集し、そして手放すようになったか時系列でよくわかる。現在開催中の松方コレクション展ではこのムックと原田マハの新刊を読んで行くのをお薦め!2019/06/12

tulip

49
原田マハ著「美しき愚か者たちのタブロー」を読んでからこちらへ。コレクションの背景、歴史がわかりやすくまとめられています。部分的に原寸大 で見る作品のページは、筆触をなぞるかのような素晴らしい印刷。図書館で一度借りた後、Amazonでポチッとしました。2022/09/12

シナモン

36
購入本。松方コレクション展の予習にと思い、原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」の後に読んだ。原田さんの小説は時間があっちこっちにとんだりして分かりずらいところもあったがこちらは時系列で松方さんの生涯を追っているのでより深まった。改めて松方幸次郎さんのスケールの大きさが良く分かりました。肝心のコレクション展も見所を詳しく紹介してあって買って良かったと思える一冊でした。展覧会観終わってからまた読んでみたいな。 2019/06/24

じーにあす

26
松方コレクションを観てからの購入。この絵も良かったあの絵も良かったとパラパラめくりながら絵を満喫。松方さん、日本人に本物を見せてやる!という意気込みだったのでしょう。美術品の買い方が豪快で、かつハイペース。これだけの地位にいた人は、日本を一流の国にしたいという想いが相当強かったのかなと。昭和恐慌や関東大震災の影響で経営が悪化し、泣く泣く手放したコレクション。運命というのは分からないもの。国立西洋美術館の建設の経緯も分かって良かった。「絵は分からん」と言いながらもモネと親好があったり。松方さんは凄かった!2019/09/07

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