内容説明
週刊ファミ通で好評連載中の「桜井政博のゲームについて思うこと」から、桜井氏がゲームを作ったり遊んだりして思ったことを綴ったコラムを、書籍にまとめた第9弾。
2015年、前作『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U』の発売後から、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』発売後の2019年2月のコラムまで4年分を掲載した、『スマブラ』ファン必携の1冊。
【巻頭特集】『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』を生みだした、桜井氏の仕事道具&デスクを公開!
※電子書籍版は、紙書籍を再編集した内容となります。紙書籍とは一部の収録話及び文章等が異なる場合があります旨、あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
34
「スマブラ」のディレクター桜井政博さんがファミ通で連載しているコラムを書籍化したもの(2015年~2019年までを収録)。スマブラの開発進捗だったり、他ゲームの感想、ゲーム制作現場のノウハウなど興味深いコラム多数。クリエイターの中でもかなりのゲーマーとして知られる桜井さんなだけに、ゲームの分析は的確で奥深い。スマブラの最新作はゲームの歴史を変えるくらいの売り上げを記録しているが、この人が作っているなら「納得」といったところ。コラムはゲーム画面・イラストが多用されている構成で非常に読みやすいです。 2019/05/03
shikada
20
「星のカービィ」や「スマブラ」シリーズの生みの親、桜井さんのコラム集。いや、おもしろい!単なる開発秘話にとどまらず、ゲームを面白くするために必要なこと、ユーザーからの要望との向き合い方など、製作者目線でしか書けない内容ばかり。桜井さんは数百人規模を率いるゲーム製作の傍ら、自身も膨大なゲームを遊んでいて、プレイヤー視点を忘れていない。桜井さんが太鼓判を押すゲームは遊んでみたくなる。こういう人が作るゲームを遊べるのは幸せなことだと思う。健康に気をつけてゲーム製作を長く続けていただきたいもの。2021/07/11
フク
15
#読了 著者はカービィやスマブラの生みの親、桜井政博。プレイヤーとしても優秀な桜井さんの考察は切れ味鋭い。桜井さんの頭の中を覗き見できる貴重な機会でもある。 フレームの計り方を教えてもらったのでふとした時に試そう。 〈リサーチは名作を生まない〉はついやりたくなるので戒めたい。やっぱり「したい」「出したい」か。 kindle2022/01/04
とりっぴー
14
ゲーム制作現場を指揮する桜井さんの金言が詰まってた。 ・リサーチは名作を生まない →煮詰まった市場(レッドオーシャン)に飛び込むことになるから。 でも、↑がどこなのか知るのは大事だと思う。 ・プログラマーは出来ないと言わない⇔デザイナーは作ってから考えると言わない →どっちの立場も分かるから身に染みる ・手に馴染んだ物の変更は喜ばれない⇔作り手が作りたいものを! ただし、好きにするには相応な努力が必要。 →ジレンマ。 2019/06/14
koke
8
これにて桜井政博のゲームについてシリーズ読了。時期としてはスマブラSP完成まで。岩田聡の逝去をめぐっての語りを読めたのはよかったです。岩田聡による”ものがなくても、完成イメージが頭の中で完璧にできている”という桜井さんについての人物評価はあまりにも正しいんでしょうね。桜井さんの仕事のクオリティと仕事量はこの能力による部分がかなり大きいのだろうと思いました。それにしたって怪物ですね。人生であといくつゲームを作るのでしょうか。『カービーのエアライダー』やりたいなあ。2025/08/15
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